「温暖化」という言葉が嫌いです。

 

その単語を用いる事で、

世の全ての事柄を

説明出来ると思われているような

風潮も込みで嫌いです。

 

 

「温暖化」を巡る議論で

しばしば使われるレトリックに、

 

「産業革命以降、

地球の温度は〇度上昇し・・・」

 

「海水面は〇㎝上昇し・・・」

 

などのものがあります。

 

物事の本質を知った上で

敢えて使う人、

知らずに誰かの真似で使う人、

様々ですが、

ポイントは「産業革命以降」です。

 

または

「統計を取り始めて以降」

というワードを用いる事もあります。

 

では、

単純な質問として

「産業革命以前は??」

というものが湧いてきます。

 

私が本当の巨悪だと思っている

「物事の本質を知った上で

敢えて使う人」は、

 

「産業革命で人が石炭を

多用するようになったのだから、

それ以前は涼しいはずだ」

 

という思い込みのイメージを利用し、

誘導しています。

 

手品における

思い込みを用いた誘導と同じです。

 

 

実際には、

平安時代の頃は今と同じくらいか、

それ以上に暑かった事は

知られていますし、

恐竜たちが闊歩していた時期は

さらに暑かった事も知られています。

 

産業革命以降、

地球が顕著に

暑くなったと言うのならば、

平安時代は牛車では無く

蒸気機関車ででも

移動していた事になり、

恐竜たちは死して化石になる以前に、

化石燃料を

燃やし続けていた事になります。

 

 

地球は温暖期、寒冷期を

繰り返していますので、

議論をするにしても、

その事を抜きに主張をしては

片手落ちであると同時に、

誘導となってしまいます。

 

例えば「縄文海進」では、

海水面が上昇し、

関東平野では大宮台地が

半島として残るくらいまで

海が入り込み、

都心は全て海の底でした。

 

つまり、

海面は上昇しているのではなく、

長いスパンで見れば

海面は後退したとも言えます。

 

しかし、

温暖化を巡る議論の折に、

産業革命以前を指摘すると、

途端に嫌な顔をされたり、

口澱んだりされてしまいます。

 

私が

「温暖化」急進派を嫌う理由は、

この自分たちの意見に

無条件で賛同しない人を

受け入れない態度です。

 

議論が交わされる時、

双方が相手の痛い所を突くことで

議論が深まります。

 

しかし、「温暖化」を聖域化させる

急進派の人たちは、

それが事実であっても、

他の議論の余地が

入り込むのを良しとしません。

 

それが単に知識不足から来るのか、

巨悪の腹黒さからくるのかは、

彼らの置かれた立場に依りますが。

 

 

現在の温暖化、

二酸化炭素の排出の問題は

議論すべき問題でしょう。

 

しかし、地球規模での

温暖期、寒冷期のサイクルの話や、

それに伴う海進の話を

意図的に切り離して、

片手落ちで議論を進める事は

フェイクニュースにも近い暴挙です。

 

 

「温暖化」を聖域化させる事で、

自分が投資した企業に

利益を誘導しよう、

温暖化ビジネスで成功させよう、

という「温暖化」を

議論や環境の為では無く、

ビジネスの為に利用している

巨悪の黒幕が居て、

彼らの莫大な資産でミスリードを

誘発させているのもまた事実。

 

NASAが南極の氷が

逆に増えている事を発表しても、

多くの温暖化議論では

「南極の氷が減っている」と

現在でも多く聞かれます。

 

北極の氷に関しても、

最新鋭原子力砕氷船を

多数就航させ、

バリバリと氷を割り

北極海ルートを切り開いている

ロシアの行動は特に問題視されず、

中国の二酸化炭素の排出も

問題視されず、

先進国の飛行機や肉食こそが

温暖化の原因だと声高に叫ばれたり、

かなり恣意的な問題設定が

この議論ではなされます。

 

誰かのビジネスの為の議論ではない、

予断無き議論をしなければ

本当は先に進まないのですが、

都合の悪い事実は

封殺される傾向にあるんですよね・・・

 

本当の不都合な真実は

その封印された箱の中に

隠れているのですが

 

 

 

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