1987年公開の『プレデター』は

シュワちゃん全盛期の

代表作の1つです。

 

何度か観た好きな作品の1つです。

 

『プレデター2』以降のプレデター物は

どれも無かった事にしていますが(笑)

 

作品としてはエイリアン物で、

全てにおいて人類を凌駕する

身体能力を持ち、

光学迷彩で姿を消し、

赤外線を探知して

隠れていても体温から人間を見つけ出し

殺戮していくプレデターを、

元グリーンベレーという設定の

シュワちゃんが苦戦の末に

撃退する物語です。

 

走力、腕力、耐久力に優れ、

光学迷彩で目視出来なくなり、

こちらは赤外線で探知される、

圧倒的不利な状況下で、

こんなエイリアン相手に

戦うなんて無理ゲーだ!!と、

なっていたのは80年代、

そこから30年以上経ち、

人類はプレデターと戦う準備が

徐々に出来つつあります。

 

 

いえ、

別に宇宙人が攻めて来た、

的なSFの話では無く、

安全保障の話です。

 

 

科学技術の進歩は、

多くの場合

軍事技術と共にあります。

 

航空技術、インターネット、GPS等、

私たちの生活を支える多くの技術は

軍事技術を応用したもの。

 

つまり、国家が軍事技術開発に

大金を投じた結果のおこぼれで、

私たちの便利な生活は

成り立っています。

 

 

さて、

先のプレデターの話ですが、

迷彩技術を使って

目視が出来ないようにさせていますが、

迷彩技術と言えば軍隊です。

 

迷彩服は古来からありましたが、

近年はその技術は

益々向上しています。

 

研究段階の技術ですが、

街中であれ藪の中であれ、

後ろの風景を映し出す

マントの技術が開発され、

それこそドラえもんの道具のように、

マント1つで姿を消す事も

不可能では無くなってきました。

 

忍者にとっては

待ち望んだ時代でしょうね(笑)

 

 

しかし、

目視で姿を消したとしても、

相手がプレデターで無くても

現在においては

赤外線スコープを用いて

熱から居場所が探知されてしまいます。

 

遥か彼方の迷彩で姿を消した人物でも、

ハッキリと人間の形で

現在は赤外線を用いて

発見できてしまいます。

 

この技術の段階で

プレデターを凌いでいます。

 

しかし、

繊維の世界の技術革新によって、

赤外線で探知されない

繊維の開発に成功、

現在では迷彩で姿をほぼ消し、

その上で赤外線でも探知されない

迷彩服が登場してきています。

 

 

また、

耐久力という分野でも

繊維の世界の

技術革新が進んでいます。

 

特殊な蜘蛛の糸を

繊維に編み込む事で、

軽く、そして丈夫な

防弾服の開発が進んでいます。

 

鉄によって体を守っていた時代に比べ、

重さ、柔軟性の面で大きな進歩です。

 

 

さらに、軍隊というと

何十キロもの荷物を背負って

長距離の移動が求めらますが、

パワードスーツを着用し、

機械のアシストを得て

重いものを持ち上げ、

負担を少なく運び、

移動する技術が進歩しています。

 

この分野の民間応用が

介護の現場などにおける

パワードスーツです。

 

ここでも軍隊における技術の進歩が、

民間における生活のアシスト技術に

繋がっています。

 

 

無敵の存在だったプレデターも、

安全保障の世界の技術革新によって、

徐々にプレデターに勝る

兵士が生まれつつあります。

 

 

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