「知識を得る事」と

「勉強をする事」は

大きく異なります。

 

勉強は「する」ものであり、

作業工程に過ぎません。

 

一方の知識は「得る」ものであり、

重要なのは

「気付き」の過程を経ているか否か。

 

本を丸暗記しても、それは

「情報=インフォメーション」

でしかなく、

その情報に価値を見出し、

意味に気付くことで

「知識=インテリジェンス」

となります。

 

そして知識を得る為には、

勉強が必要な訳では無く、

テレビやゲーム、

遊びや日常の中からでも

気付くことは出来ます。

 

 

さて、

私は勉強がこれでもか~!!

というくらい嫌いです。

 

ただ、

知識を得る事は好きですので、

日常接した様々な情報から、

上手く知識化させていきます。

 

 

知識って、

人生を圧倒的に豊かに、

そして楽しく変えてくれます。

 

例えば野球を観ていても、

2ストライクから

外角に外れるボール球を投げた時、

「このピッチャーは

下手だから球が外れた」

と思うか、

「次の一球への布石だな」

と思えるかで、

例え一杯飲みながら

何気なく見ている試合だとしても、

面白さが変ります。

 

バーで「ウィスキー」と言っても、

世には万を超える

「ウィスキー」が存在します。

 

自分の好み、今日の気分に合う、

そんなウィスキーは

メニューの情報からでは

引き出せません。

 

自分の経験に基づく知識がなければ、

ウィスキーの一杯も

ただの酔う為の液体となり、

大人を遊ぶ楽しい酒になりません。

 

 

知識を得る事で、

学校のテストの成績は上がらなくても、

食事の席も酒の席も、

遊びの中でもテレビや映画も、

一味深く楽しむ事が出来ます。

 

 

さて、有楽町にある

甘味処「おかめ」の一皿。

これを「ぼたもち」と称するか

「おはぎ」と称するか、

はたまた違う名称で呼ぶかは、

テストには一切出ず、

知っていても褒められもしない

知識の問題(笑)

 

お店では

「おはぎ」として売られています。

 

ここでは作り立ての

ホカホカおはぎが頂けます。

 

ホカホカのおはぎって

なかなか食べる機会が無いですからね~

 

時におかめに通い、

温かいおはぎと緑茶のセットを頂きます。

 

餡子、きなこ、胡麻の

3種から選ぶことが出来ます。

 

冷たく、詰まり過ぎたおはぎが多い中、

職人が握る寿司やおむすび同様に、

柔らかく温かいご飯が

餡やきなこに包まれ、

これが美味しいんですよね♪

 

 

先の問題ですが、

「ぼたもち」は

「牡丹餅」と書きますので、

牡丹の季節、春に用いられる名称です。

 

一般名称化している「おはぎ」ですが、

「お萩」となり、本来は秋の名称です。

 

つまり、秋に

「牡丹餅頂戴~」

なんてオーダーすれば、

和服を着る人は

特に分かると思いますが、

季節外れの無粋なオーダーとなります。

 

 

また、おはぎは餅と異なり、

撞くことなく作れますので、

「撞き知らず」の言葉遊びから、

夏は「夜船」と呼ばれます。

 

暗くて船の「着き知らず」。

 

冬は「月知らず」で、

北側の窓からは月が見えない事から

「北窓」と呼ばれます。

 

テストには出ませんが、

たかがおはぎのオーダーでも、

ちょっと遊べるのが知識の特権。

 

この時期なら

「夜船」か「お萩」とオーダーして、

言葉も甘味も遊びたいですね♪

 

 

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