大学時代からF1を好きで観ています。

 

時はフェラーリ&シューマッハの

全盛期の頃、

F1に佐藤琢磨選手が登場します。

 

ジョーダン・ホンダ、BARホンダなど

ホンダエンジンを積むチームに乗り、

私も高校時代から

ホンダ車に乗っていましたので、

日本人&ホンダということで

応援していました。

 

日本人では2人目の

F1の表彰台に登る活躍をします。

 

F1を去った後も、

インディカーシリーズに参戦し、

日本人初優勝、インディ500優勝などの

活躍をしています。

 

 

そんな琢磨選手、

先日のインディシリーズのレースで

多重クラッシュの原因を作ったと

指摘され非難が集中します。

 

ファンや他のドライバーだけでなく、

インディカーの公式も

「避けることの出来た接触」をしたと、

琢磨選手に原因があるとしました。

 

確かにレース映像では、

琢磨選手が突然ハンドルを切り

隣の選手にぶつかってきた

「ように」見えます。

 

 

しかし、彼はSNSを使って

自身の正当性を主張します。

 

TVで放映された

レース映像には使われなかった

彼の車に搭載されたカメラの映像を

証拠として使い、自分の車が

走行ラインを変えていないことを

点線を画像に加えて示し、

隣の車の方から

当たってきたことが分かる

動画と共に投稿します。

 

その結果、

押し寄せていた批判に対し

一定の鎮静化に成功します。

 

 

このクラッシュ、

アメリカ国内のレースシリーズで、

相手がアメリカの若手ホープ

かつ年間総合優勝候補だっただけに、

琢磨選手の分が

圧倒的に悪くなりましたが、

「声の大きい方が勝つ」

メディア世論に負けじと、

「証拠を示しつつ」「声を大きく」

主張したため、

まだどうなるのかは不確実ですが、

不利な流れを

一旦止める事には成功しました。

 

 

さて、

この佐藤琢磨選手の話が示すことは、

世論の流れをリードするのは

「正論」では無く、

「声の大きさ」であるという事と、

その流れを食い止めることが出来るのは

「自明の理」では無く、

「証拠を用いた」「大きな声」

ということです。

 

 

現在、

日韓関係は最悪の状況にあります。

 

そしてその状況に

拍車をかけているのが、

韓国の世界に向けた世論戦です。

 

問題の本質が捻じ曲げられた

慰安婦問題や徴用工問題、

旭日旗問題、日本海呼称問題、

竹島問題、レーダー照射問題、

今回の貿易問題など

多くの日韓の間に存在する問題を、

政治家は「告げ口外交」を展開し、

学者などは「ネット世論戦」を展開し、

在外韓国人は「圧力団体」となり、

「大きな声」で日本を非難します。

 

例えそれが誤った知識や情報に

基づくものであっても、

繰り返し大きな声で主張することで

日韓の歴史に疎い海外メディアは

当然ながら大きな声こそ

記事のベースにします。

 

 

最悪な状況の中で打たれた

GSOMIA破棄の一手、

一般的には韓国側にとっての

悪手となるはずですが、

本当にそうなるのかは未だ分かりません。

 

彼らは既に様々なチャネルを用いて

日本の非を主張しています。

 

広告であれ、プロパガンダであれ、

世論形成には

「大きな声」の繰り返しが

「正しさ」よりも効果を発揮します。

 

そんな「大きな声」には

「証拠を用いた」「大きな声」が

唯一の正しい対抗手段。

 

今こそ腹から声を出して

国際社会に日本の立場や主張を

明確に説明しなければ、

韓国側の悪手で、

日本が逆に追い込まれる事態に

発展しかねません。

 

 

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