もう何十年も前の事ですが、

小学生の頃の8月8日、

LAに移住で飛び立ちました。

覚えやすい日でしたので、

今でも覚えています。

 

 

当時はインターネットも無く、

テレビの日本語チャンネルも

週末の数時間、

もれなく「演歌の花道」付き(笑)

 

日本の番組のビデオも

一か月遅れ位で

少々入る程度でしたから、

今のように日本の情報に

接する機会も少なく、

しかも日本人が少ない学校へ

入りましたから必然的に

アメリカ的生活を過ごし始めます。

 

なお、どこの日本人家庭も

当時は週末に「演歌の花道」を

ほぼ強制的に見せられるので、

数年後に市内に初めて出来た

カラオケボックスに

十代の友人らで行っても、

歌うのはポップス半分

演歌半分という渋さでした(笑)

 

なんせ皆知ってるのは

80年代初頭までの曲か

テレビで毎週末見る

演歌ですからね(苦笑)

 

ただ、この演歌仕込みが、

案外これが大人になってから

大分年上の方々と飲みに行った時に

役立ったんですよね。

 

 

日本人が少ない学校でしたので、

まだ英語が出来ない1年目の頃から、

アジア人グループの中核に入り、

昼休みはバスケをして過ごす日々、

英語力も悪口やスラングを中心に

磨かれて行きます。

 

 

そこからあれよあれよと

ギャングの集う高校に進学し、

ギャング連中と遊びまわるようになると、

英語のスラング化は加速。

 

さらに、日本への一時帰国も

毎年では無い状況でしたので、

日本語を話す機会を失い、

日本語力が一気に低下、

夢も英語で見始めます。

 

 

時に移民一世の在米日本人でも、

日本語を失った人を見掛けます。

 

戦後直後に移住、

などの高齢の方は別にすれば、

日本語を失うって

やはり本人の意識と努力不足。

 

言語って意識と機会を保たないと

すぐに失われますから、

海外移住の際には

気を付けて下さいね~。

 

 

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