防大への見学に向かう

高校時代の私に立ちはだかった

安全保障的危機!!

 

古典的リーゼント不良が真隣に座り、

私とリーゼントの静かな睨み合いから

他の乗客が車両を変える

事態になっていましたが、

横須賀過ぎあたりで

リーゼントが降りていきましたので、

睨み合い10数分だけの

緊張で終わりました(笑)

 

 

さて、防大に着くと、

校長先生以下数人の先生が

不良高校生に対応して下さいます。

 

この時の先生たちが

誰だったかは知りませんが、

その先生たちの本の何冊かは、

今は持っているんでしょうね(笑)

 

臨時の学校見学をさせて頂き、

生徒の宿舎、教室、訓練施設など

色々と見せて頂き、帰路につきます。

 

 

しかし、

LAから受験するとなると問題が!!

 

受験願書の提出先が

各県にある自衛隊の機関となりますが、

海外在住の私はどこに提出すれば・・・

 

帰国子女の受験実績が

その時点では無かった防大。

 

駐米駐在武官さんに連絡を取り、

防衛省や防大との協議の末、

駐在武官さんの推薦という形で、

推薦入試枠に組み込んで頂きます。

 

ただ、各校、各県の

エリート集まる推薦入試、

2日に渡る試験の為、

防大近くの宿に泊まるのですが、

私以外全員

それぞれの高校の生徒会長!!

 

そんな中、漢字もほぼ書けない

私に課せられた小論文の試験。

 

「短所」の「短」が

どうしても思い出せず

「わるい所」と書くような論文では

合格するはずもなく・・・不合格!!

 

 

防大受験には失敗しますが、

ついでにと受験した日本の大学たち。

 

不合格が続く散々な結果の受験でしたが、

本当に運良く、偏差値的には

一番良い大学が合格します。

分からないもんですね~(笑)

 

 

その後、海好きな私は

アメリカに戻って生活するため、

米海軍への入隊を決め

手続きも始めますが、

一校だけ願書締め切り期日がまだだった

日本の大学院も

人生の岐路を天に任せる為に受験します。

 

人生なんてこだわって決めるよりも

自然と流れた先が正解♪

と、思っていますので、

完全に天任せにしました(笑)

 

そして合格し、進んだ大学院。

 

仲良くさせて頂き、

よく一緒に帰るようになった老先生は・・・

 

日本の安全保障学会の会長でもあり、

防大教授の父親でもあり、

自衛隊幹部学校の先生でもあり、

日本の首相たちの

安全保障分野の助言者でもある

大先生でした!!

 

それを知ったのは、

仲良くなった大分後ですが(笑)

 

 

防大受験に失敗した私ですが、

彼らが幹部になってから

授業を受ける先生の授業を、

図らずも受ける形になりました。

 

先生との出会いから、

本格的に安全保障を

研究するようになりますし、

自衛隊、米海軍と、

現場に立つ意味では

縁の無かった安全保障分野ですが、

研究分野としては

大先生との縁を持ち、

本を出版するまでに至りました(笑)

 

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