現在、

世界は団結よりは分裂の方向性へ

ベクトルが向いています。

 

アメリカ大統領は

そのアイコンではありますが、

彼がそれを主導した訳では無く、

その流れの中で

大統領に就任したに過ぎません。

 

 

米露、米中は対立し、

イギリスはEU離脱を決定、

各EU諸国でもEU懐疑派が力を強め、

反移民民族主義右派が台頭、

中には政権を取った国もあります。

 

 

ロシアはウクライナ領だった

クリミア半島を併合し、

ウクライナはさらにロシアと接する

東部地域での支配を失っています。

 

ソ連の復活を目指すかのように、

旧ソ連諸国への働き掛けを強め、

ロシアへすり寄る国もあれば、

国内でのロシア語を禁止するなど、

反ロシアを鮮明にする国もあります。

 

 

中東もまた混乱を極め、

国内での民衆蜂起や、

イランとサウジアラビアの対立、

イスラエルとイランの対立など、

様々な対立軸が存在します。

 

元々は

南北2つの国家だったイエメンは

巡り巡って南北に分かれて

内戦状態となり、

サウジアラビアとイランが

それぞれ支援して破綻国家状態。

 

リビアもまた内戦が激化、

シリアは政権側の勝利は目前ながら

未だ戦闘は続いている状態ですし、

中東からISの勢力が

消えたわけではありません。

 

 

このような状況下において、

現在特に問題となっているのが

イラン問題と北朝鮮問題です。

 

 

共に対立相手はアメリカですが、

これはアメリカの問題というよりは、

両国の核開発を巡る問題です。

 

 

しかし、この問題は

現在に始まったものでは無く、

国際社会が数十年に渡り

抱え続けてきた問題です。

 

そしてこの両問題の

行方を曇らせているキーワードが

「カダフィ大佐」です。

 

明日に続きます。

 

 

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