ブランディングの助言をしていて、

ある場面では

 

「同じブランドで

展開しないとダメです」

 

と言い、違う場面においては

 

「違うブランドで

展開しないとダメです」

 

と言います(笑)

 

 

朝令暮改のダメ野郎か!!

となりそうですが、

ブランド展開の仕方も

ケースバイケース。

 

状況によって正攻法も変わります。

 

 

某大手企業の

国際展開の助言をしていて、

海外では子会社の名称で

展開するとの話でした。

 

失敗した時のリスクを

考えての事なのでしょうけど、

仮に海外展開に成功した場合、

例えばブランドが

「米太郎」だったとして、

海外で「麦花子」が

有名になってしまっては、

外国人が日本に来て

米太郎を買う事も無く、

日本人が海外で

米太郎を探しても見つからない、

ということになり、

海外展開での

知名度とブランド力向上の

メリットを生み出せません。

 

 

一方、

「米太郎」の安価版を作るので

「米太郎Jr」にする、

というケースでは、

価格は安く、その分製品の質も劣る

米太郎Jrが広く浸透した場合、

その安い方のブランドイメージに

高級ラインの米太郎まで

引っ張られる事があります。

 

「トヨタ」は

大衆車イメージがあるので、

高級ラインナップ「レクサス」は

別ブランドにした、

というのは分かりやすい実例でしょう。

 

 

ブランドは

上手く活用させると

業績をグンと伸ばすことが

出来る存在ですが、

同時に非常に繊細な存在でもある為、

扱い方を間違えると、

折角築いたブランドの

劣化にも繋がってしまうんですよね

 

 

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