差別がダメとか良くないとか、

色々と言われたりもしますが、

人が集まれば

区別は自然と発生してきます。

 

明確な線引きだったり、

曖昧な区分だったり、

色々なパターンはありますが、

人の集まる所、

派閥などとはまた別の、

グループが形成されてきたりします。

 

 

それはLAでの高校でも同様です。

 

 

言葉が通じる各人種による

グループ形成もありますが、

同様に年収や育ちをベースにした

階層化は漠然とありました。

 

ハーバードにまで進む生徒から、

3桁の足し算でアップアップとなる

最下層を生きる地元ギャングまで

幅広く通う高校だったために、

自然と住み分けが進んでいきます。

 

同じようにギャング連中と

夜な夜な遊びまわってはいましたが、

私もやはり

3桁の足し算も厳しいグループとは、

ほぼ交流無かったですしね。

 

一方、成績も悪い私ですから

成績上位者グループとも、

あまり交流はありませんでした。

 

しかし、日本人の特性で

数学だけはアメリカ国内の

平均よりは出来ましたので、

微積の授業では

一年通してテストは毎回1位。

 

それも微積の先生が

成績上位5人は毎回発表しますので、

クラス中が知っています。

 

さらに、

前回の記事で書いたように、

学校側の何かの悪い冗談か、

全国テストの学校化学代表にも

選出されてしまいます。

 

 

ここで思い出して頂きたいのが、

昨日の記事に登場した見目麗しい

典型的アングロサクソンカップル。

 

 

品行方正、成績優等、

ルックスは古典的美男美女、

悪の連中が近付く事さえ許されない

侵し難い雰囲気を持つカップルで、

それ故にほぼ2人だけで行動し、

話すことが許されるのも

ごく一部の成績優等グループだけ。

 

同じ白人でも、

成績下位者たちとは、

同じ授業で軽い会話はしても、

決して交わりはしません。

 

そんなカップルですが、

同じ化学の授業を受け、

学校代表にも選出されましたので、

2人の方から

話しかけられるんですよね。

 

 

いや、それ完全に勘違いですよ(笑)!!

 

 

心理学の授業でも2人と一緒で、

こちらは先生が

黒板に文字を書くことも無く、

永遠に英語で心理学について

語るのみの授業。

 

生徒の方が

重要ワードとその説明を

必死にノートに書いていきますが、

私にはどれが重要ワードかも、

何の説明をしたのかも

まるでチンプンカンプン。

 

私がこの授業で学んだ唯一の事は

「Hypothesis=仮説」

という英単語のみ(笑)

 

これ、先生が何度も

「ポ」の部分をえらく強調した

特徴的なイントネーションで話すので、

知らなかった単語でしたが

覚えちゃいました!!

 

ただ、まるでノートを

取らなかった・取れなかった私、

結果としては「F」となり

落第となりますが、

化学の授業の成績で

勘違いをしてくれたのか、

心理学の授業のノート、

貸してくれたんですよね~。

 

白人ともあまり交わらない2人の、

完璧過ぎる綺麗なノート、

貸してくれましたので書き写しました、

それを以てしても

落第という結果は変えられず。

 

なんせ、間違った選出の

化学代表の結果の、

勘違いの高評価ですからね(笑)

 

 

なお、同じように勘違いしてくれた

微積の先生は、

日本の大学を受験する際、

推薦状を書いてくれました(笑)