バータイム、
季節感の無い世界のようにも見えますが、
黒やダークブラウンを
基調とする世界を彩る、
フレッシュフルーツの色彩を通して、
季節を楽しむのもまた一興となります。
バーに苺がありましたので、
スコッチでは無く、
苺と遊ぶ夜としました。
苺とカクテルと言うと、
ストロベリーマルガリータが
よく出るカクテルだと思いますが、
ここは「芸術的」な変化球を
楽しみたいと思います（笑）
「レオナルド」は
スプマンテ2/3
苺ピューレ1/3
をグラスに注いで
軽くステアした一杯です。
スプマンテとは
イタリア産のスパークリングワインで、
フランスの
シャンパーニュ地方で作られる
シャンパンとは
同じスパークリングでも別物です。
一部レシピでは「シャンパン」と
表記しているものもありますが、
ここはイタリアに敬意を表して
スプマンテで作るのが正解。
何故か、この
スプマンテ＋果汁
という組み合わせには
他にもカクテルがあり、
スプマンテ＋葡萄ジュースでは
「ティッツァーノ」
スプマンテ＋ピーチネクターでは
「ベリーニ」
スプマンテ＋ザクロジュースでは
「ティントレット」
となり、
全てルネサンス期の
イタリアの画家の名前が
付けられています。
と、なると「レオナルド」とは・・・
しかし、
これ本国イタリアに行くと
「レオナルド」なんてカクテルは
無い様で、イタリアでは
スプマンテ＋苺では
「ロッシーニ」となります。
・・・何故突然音楽家（笑）!?
レストランで食前酒のつもりで
「ロッシーニを」
なんてオーダーしたら
「前菜も無しで!?」
と言われ牛肉とフォアグラが
出てきそうですけど（苦笑）!!
ともあれ、苺とスプマンテで
赤いフレッシュな味わいの
一杯を楽しみ、
バータイムの中の季節感を
華やかに楽しみました♪
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