LAに移住した小学生の頃、

「英語が出来ない」

「アジア人」

「妙な黒いモノ(おむすび)食べてる」

など、

アメリカの学校の王道からは

外れる要素満点でしたので、

からかい対象の格好の的となります。

 

まぁ、おむすびに関しては、

持って行くといじめに遭う、

という助言を頂きながらも、

よし!!なら持って行こう♪という

天邪鬼らしい

自分からの選択なのですが(笑)

 

とは言え、

排除の論理が働きますので、

歩いていて小突かれたり、

ランチタイムに

野菜を投げつけられたり、

英語で何やら悪口を言われたり、

しました。

 

さて、私の対応はと言えば、

定期的に小突いてくる

体が二回りは大きい年上の不良君は

思いっきり押し飛ばし

腰砕けになる程の衝撃で

フェンスにぶつけました。

 

野菜を投げて来る悪い子には、

しっかりと野菜を

お返し(投げ返し)して教育、

英語でよく悪口を言って

せせら笑う小男は、

日本語で猛烈に悪口を言い返し

泣かせてみました。

 

互いに相手が

何言っているのか分からないのですので

条件は同じですから、

相手の土俵(英語)に乗る事も

無いですしね(笑)

 

この結果、私へのちょっかいは

1年経たずに消えるようになります。

 

これを放置していたら、

その内より大きな暴力に発展したり、

お金を要求されるような事だって

あったと思います。

 

被害は小さなうちに

相手に「関わると面倒なヤツ」と

認識させるのがイジメ含めて

不利益を被る状況を産まない秘訣です。

 

 

それを前提に、

先日韓国海軍の艦艇が

海上自衛隊のP1哨戒機に対して

火器管制用レーダーを照射する

問題を考えてみます。

 

日韓関係を考察した時、

自分よりも弱いものは誰であるのかを

探っている韓国に対して、

きちんと正面から相対しなかった日本

という構図があるように思います。

 

これはいじめでも、国際関係でも、

動物の狩りなどでも同じですが、

どこまでするとどんな反応をするのか、

まずは様子見をします。

 

相手の力量も知らず、

相手の戦略の情報も無く、

最初から本気で突撃をかけるものを

日本では「猪武者」と評しますが、

古今そのような個人、組織が

命を長らえたことは稀であり、

大抵は痛い目に逢います。

 

その為、

相手の反応を見て情報を収集、

それを経験値として

次の一手を出すことになりますが、

その時の対応が相手にとって

もう少し値を釣り上げても大丈夫そうだ、

と舐められてしまっては、

次の相手の行動は

よりこちらにとって

不利なものとなります。

 

 

日本は「相手への気遣い」のつもりで、

事態を大きくさせず

「遺憾」で事態を収める事を

良しとする傾向がありますが、

それを世界は

「この行動は受け入れられた」

と捉えられます。

 

一時の「優しさ」かもしれませんが、

その優しさは結局自分の首を絞め、

自分にも相手にも

最終的な痛手をもたらすことになる、

無責任な優しさと言えます。

 

報復、恫喝を含む

毅然とした対処をすることによって、

自分たちにとっても、

相手にとっても

不用意な全面衝突という

最悪の事態を遠ざける、

本当の安定をもたらすことを

日本政府も日本人も

知る必要があります。

 

 

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