「ヘリ空母」である

海上自衛隊最大の護衛艦いずもを、

短距離で離陸可能な

最新鋭多用途戦闘機F-35Bを運用する

「空母」にする為に改修することを

政府が検討に入ったようです。

 

実現すれば、

いずも型護衛艦の「いずも」、「かが」の

2隻は戦後初の空母となります。

 

特に「かが」は、

真珠湾攻撃にも参加した

太平洋戦争時の主力空母「加賀」と

同音ですので、

「加賀」が空母として21世紀に再び!!

となりますし、

先代の空母加賀も戦艦からの改装空母、

やはり「かが」は

改装で空母になる運命か~と

面白かったりもします(笑)

 

 

さて、

一言で「空母」と言っても、

いずも型護衛艦の排水量を考えれば

「軽空母」と呼ばれる

小型空母となります。

 

それでも戦後の日本が空母を持つことは

画期的な安全保障上の転換点ですし、

戦前期も小型空母「鳳翔」を建造し、

そこから空母の建造技術を培って

徐々に大型化し

純正の正規空母「翔鶴型」などに

至りますから、

最初の段階としては改装軽空母で

運用実績と経験を積むことで

十分だと思います。

 

 

ただ、

「専守防衛に反する」や

「攻撃型空母に該当させない」など

不毛な議論はやはり起こっています。

 

ロシアも自国の核兵器について

「防衛用」という建前を

貫いていますよ(笑)

 

全ての武器は攻撃用であり、

同時に防衛用です。

 

刀は相手を斬る事の出来る武器ですが、

達人が持つことで

抜く必要すらない防衛兵器となります。

 

未だ武器に攻撃用、防御用の

議論が起こること自体、

安全保障議論の遅れの証左ですね。

 

 

まだまだ米軍の正規空母のような

大太刀は持てませんが、

日本の広い海域を守るのに

必要不可欠な空母、

ようやく軽空母という脇差ですが、

腰に差すに至れそうです。

 

これでようやく武士になれますね!!

 

 

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