ウィスキーを飲む時、

私はモルトの香りを楽しむために、

水割りは勿論、ロックにもせず、

ストレートで飲むことが殆どです。

 

今まで飲んだ最高の一杯は、

アイラモルトの至宝

ポート・エレン24年。

 

あれを越えた一杯には

未だ出会っていません。

 

とは言え、

普段から愛飲は出来ませんので、

好んで飲むのはシングルモルトの

グレンリベット18年です。

 

グレンリベットは

12年、15年、18年、21年と

飲んでいますが、

それぞれに個性があり、

美味しい一杯となります。

 

 

そんなウィスキーと

ジャズは好相性です。

 

同じ楽曲でも、

誰が演奏するのか、バージョンで

まるで異なる味わいとなります。

 

まさにウィスキーの世界です♪

 

だからこそ、

たまにスコッチで

遊びたくもなります。

 

 

複数の銘柄の

シングルモルトスコッチを

見事に調和させた

ブレンデッドウィスキー、

その代表格の1つ、

シーバス・リーガル18年を

ロックで頂き、

その上にグレンリベット18年を

香り付けに注いでもらいます。

 

シーバス・リーガルを

構成するスコッチの中に

グレンリベットが含まれていますので、

香りや味が

喧嘩することはありません。

 

グレンリベットの比率を高めた、

私だけの

オリジナルブレンドになります。

 

完成された調和を

敢えて乱して個性を引き出してみる。

 

そんな遊びもまた

大人の夜を演出してくれます。

 

合わせる葉巻はモンテクリスト。

 

 

そんな夜に合わせたくなるのは、

ジャズの超ド級の名盤

キャノンボール・アダレイの

『Somethin’ Else』から

「枯葉」です。

 

ジャズの帝王

マイルス・デイビスが主導し、

この時代の

超一線級のミュージシャンたちが、

完成された調和の中、

クールなジャズで演奏する「枯葉」は、

1つの芸術の域に達した

クールな大人の世界観。

 

・・・そこから

キャノンボール・アダレイの

アルトサックスのソロが始まると、

途端に彼独特の明るい雰囲気が

抑えきれなくなります。

 

マイルスが作った

クールな曲調からの

キャノンボールの明るいソロへ。

 

 

異端が個性となり

調和を壊しながら

相乗効果を作っていく。

 

ロックグラスの中のスコッチと、

大人の時間を演出するジャズが

同じ歩調で時を刻んでくれます♪

 

 

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