バーの扉を開けたら

カウンターの右から三番目の席に座る。

 

静かにジャズが流れる

落ち着いた店内には、

クールさを知る大人たちが集う。

 

 

「Kamikazeをショートで。

ライムはフレッシュ、

コアントローはリンスで」

 

マスターが軽く頷き、

サッと灰皿を出す。

 

葉巻はモンテクリスト。

火を点けゆっくりとふかし、

煙の行く先を見ながら一息着いた。

 

 

Kamikazeは二十歳の頃から

一番大好きなカクテルで、

それを自分流にアレンジして頂くのが

その頃からの遊びです。

 

ウォッカ30ml

ライムジュース15ml

コアントロー15ml

 

をシェークするあたりが

代表的なレシピ。

 

それをグラスに注ぎ

ロックで頂くのがスタイルですが、

私はコアントローの甘さを消すため、

シェーカーに一度注いだ後に

香りだけ移して捨ててもらいます。

 

そこにウォッカ45ml、

フレッシュライム15mlを

注ぎシェークし、

カクテルグラスに注いで

ショートカクテルで頂きます。

 

ドライさと冷たさが際立ち、

今もKamikazeを頼む時には

必ずこのスタイルとなります。

 

 

代表的なスタイルに、

個人の遊びをアレンジして、

自分好みで決めるのが

バータイムの遊び方。

 

クールな一杯は

夏にこそ心地良く、

合わせるジャズもクールに

北欧スウェーデンの舞台とした

「Dear old Stochholm」の

Miles Davisのバージョン辺りで

決めたいですね♪

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

ポストお問合せはこちらからポスト

 

取材、出演、執筆依頼 コンサルティング相談など

 

ペタしてね