飲食店のマーケティング戦略の1つに、

コース料理は

上中下、松竹梅、ABC、

名称は何であれ

3コース作るというものがあります。

 

上下だけですと安価な方を選ぶ客も、

3コースあると

中級コースを頼む傾向があるため、

客単価のアップに

繋がるというものです。

 

 

さて、鉄板焼きを

ご馳走して頂く機会があり、

メニューを巡る攻防戦が勃発します。

 

鉄板焼き店のコースでは、

中ランクで伊勢海老が付き、

上ランクではさらに

鮑も付くという贅沢メニュー。

 

しかし、

一方でそれらのコースでは

品数が増えているため、

牛肉の方はグラム数が

少なくなっていたりします。

 

 

私の中で鉄板焼きは

「各種鉄板で焼くもの」では無く、

「牛肉」を楽しむものですので、

焼き野菜などの

軽めの前菜は楽しみですが、

伊勢海老も鮑も

心の奥底から興味が無く、

その分肉を欲します(笑)

 

その為、

私が欲するのは一番下のコース。

 

すると、

 

「遠慮しないで。

伊勢海老も鮑もあるよ」

 

と。

 

 

確かに、ご馳走をする時に、

一番下のコースというのは

なかなか選びにくいもの。

 

そしてご馳走される側も、

一番下を選択すると

相手の財布事情を

安く見積もったと

なりかねず難しい所。

 

その為、お店としては

最も売りたいコースを

中級に持ってきます。

 

 

先方心の声

「ムムッ!!上や中を頼めない

財布事情だとお思いで!?」

 

私の心の声

「肉じゃ!!肉を食わせろ~!!」

 

という戦いが勃発します(笑)

 

 

結局、

一番下のコースにして、

アラカルトから数品頼む形で決まり、

美味しいステーキを

十分に満喫出来ましたが、

肉を食べたくて鉄板焼きに行くのに、

 

牛肉⇒

牛肉&伊勢海老⇒

牛肉、伊勢海老&鮑

 

とレベルアップするのは何故でしょう。

 

マーケティング戦略の結果、

牛と魚介の

攻防戦となりました(苦笑)

 

 

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