小学生の頃

ゲーム『信長の野望』に出会い、

戦国時代好きとなり、

そこから歴史全般が好きになります。

 

大学院で書いた論文も

1920年~30年代に

関するものでしたし、

著書も日本史に関するもの。

 

『信長の野望』との出会いが

現在の私の原点となります。

 

 

その為、昔から城好きです!!

 

 

しかし、小学生の頃は

石垣や天守に興奮していましたが、

現在は石垣も天守も興味が無く、

地形と縄張りこそが興味対象です(笑)

 

 

「城」は元々「き」と呼ばれ、

「城」「柵」の字が充てられていました。

 

「柵」が「さく」と呼ばれるように、

木材を「冊」のような形で並べ、

柵で敵の侵入を拒んだものが

防衛設備の基礎となります。

 

「木」で作られた防御施設なので

「柵」です。

 

 

では「城」はと言うと、

漢字を分解すると

土が成るものですから、

土を基本に作られた

防御設備となります。

 

「堀」を周囲に巡らせ、

「土塁」を築いて、

その上に「柵」「板塀」「櫓」を

構えた防御施設、

漢字を見ても

土と木で作られているのが分かります。

 

信長・秀吉の時代となり

巨大な石垣と天守で作られた

豪華な城が登場し、

さらに多くの石垣の城が

関ケ原後に築かれ、

それら巨大な城が

大名の居城として幕末を迎え、

天守部分だけが

文化財として今に伝わります。

 

 

つまり、多くの石垣や天守には、

私の好きな戦国の息吹は

無いんですよね~。

 

 

戦国を戦った城は

地形を生かした天然の要害に

堀や土塁を巡らせて作った

土の防衛施設。

 

その為、多くの城は

山の先端部で

三方が谷になっている地形や

台地の縁、

川の合流部などに作られます。

 

実は大阪城や江戸城も、

巨大で分かり難いですが、

地形を生かして作られています。

 

地形から見ていかないと、

城の本当の面白さも、

戦国の息吹も感じず、

立派な天守をいくら見たって

城の価値は分からないんですよね~。

 

敵が天守に迫った時、

城は落城していますから、

天守に迫れないような

地形的工夫こそが

見るべきポイントなんですよね♪

 

 

城を見る時、

心はいつも籠城戦、

地形的工夫で大軍を翻弄する

妄想の中に居ます(笑)

 

 

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