80年代を代表する名作映画に
『トップガン』があります。
トム・クルーズの出世作でもありますし、
今なお戦闘機映画の
頂点にある映画だと思います。
ケニー・ロギンスのロックチューンも
80年代を代表する曲ですし、
物語、俳優たち、音楽、
全てが決まった作品ですね。
余談ですが、
私は彼らの半裸での
ビーチバレーシーンにおける、
スライダーの肉体美に憧れて
筋トレをしています(笑)
さて、そんな『トップガン』、
第二作目の撮影が始まっています。
そんな『トップガン2』の撮影現場から
トム・クルーズが投稿した
写真に映っていたのは
F/A-18スーパーホーネット
戦闘攻撃機の複座タイプ!!
これが今米軍内で話題となっています。
なんせ前作『トップガン』の時に
トムが乗り込んだF-14トムキャットは、
一気に人気と知名度を獲得し、
一時期は「戦闘機」と言えば
トムキャットでしたからね~。
『トップガン』の人気は凄まじく、
映画公開直後は
米軍パイロット志願者は
500%増にまでなったほど。
米軍の志願者数を激増させる
『トップガン』の続編への期待は、
勿論米軍では高いものですが、
だからこそ
トム・クルーズ演じるマーベリックが
どの機体に搭乗するのかは
大きな関心となります。
ここで簡単に安全保障面から
戦闘機を説明したいと思います。
ジェット戦闘機は、
その性能から
第〇世代と区分されます。
朝鮮戦争などを戦った
第二次世界大戦直後の
ジェット戦闘機を第一世代と呼びます。
その後、ベトナム戦争を戦った
F-104やソ連のMiG-24など
音速の壁を越えたジェット戦闘機を
第二世代と呼ばれます。
第二世代との明確な線引きは
難しいですが、
戦闘能力を向上させた
第三世代が登場します。
有名なのは自衛隊も導入する
F-4ファントムですかね~。
自衛隊では
近代化改修したとは言え、
未だ現役です(苦笑)
そこから
推進力、格闘能力、航続力
全てにおいて能力をアップさせ、
高性能電子機器で制御された
第四世代が登場します。
F-14トムキャット
F-15イーグル
F/A-18Aホーネット
などが挙げられます。
航空自衛隊の主力もF-15です。
その後、
第四世代より優れているものの、
第五世代には及ばない
第4.5世代が登場し、
F-15E
F/A-18Eスーパーホーネット
航空自衛隊の
F-2支援戦闘機などがあります。
そして現在の最新鋭は
ステルス性を有する第五世代となり、
F-35ライトニングⅡや
F-22ラプターなどとなります。
さて、
どうせ『トップガン』を
最高の宣伝に使おうと思う米軍ですから、
ここはF-35に乗って欲しい所でしょうけど、
公開された画像は
4.5世代のスーパーホーネット。
既に運用20年のベテラン機です。
米軍としては
どうせなら最新機に・・・
と思うんでしょうね。
さらに、
F-35はロッキードマーティン、
F/A-18はマクドネルダグラス、
空軍機ですので選ばれませんが
F-15ならボーイングと、
作っている企業も違いますので、
再び映画を経て
「戦闘機と言えば」の
代名詞的存在になるのなら我が社の!!
と各企業も思うでしょうしね~。
米空軍のツイッターでは
マーベリックに対して
「最速機に乗るならF-15だぜ」
なんてジョークか本気か
微妙なツイートもしていますしね。
色々な人の思惑と感心を引く
マーベリックの搭乗機となります(笑)
なお、F-14トムキャットは
ノースロップ・グラマン社の
戦闘機ですので、
何が選ばれても
違う企業に恩恵が行きそうです。
そんな中、
若しかすると一番ワクワクしているのは
Kawasakiかもしれません。
『トップガン』において
マーベリックが乗っていたバイクが、
Kawasakiのニンジャで、
その後アメリカで
大人気となりましたからね~。
今回もニンジャに乗っているのか、
そこも楽しみです。
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