海外のスポーツチームと

日本のスポーツチームにおいて、

練習時間の違いは

よく指摘されます。

 

傾向としては、

日本の方が練習時間が長くなります。

 

 

「短い時間で効率的に練習をする」

 

言うのは簡単ですが、

これには前提条件が付きます。

 

ウォームアップ、基礎トレ、

全体練習、個別練習、

クールダウン。

 

この内、どれを「練習」と呼ぶのかという

文化の問題があります。

 

短い時間の

効率の良い練習を実現させるには、

ウォームアップと基礎トレは

事前に個別に

終えておくことが求められます。

 

「誰かに言われて」「強制的に」

「皆で一緒に」でなければ

自分がやりたいことの

基礎トレも出来ないなら、

やめた方が良いですからね。

 

「練習」は基礎的な準備が出来た上で、

確認作業と修正作業にすることで

効率的に技術向上、

戦術練習などが出来ます。

 

 

LAで中学時代に通ったテニス教室でも、

30分前に行って

基礎トレまで終えておくのは基本で、

クラスが始まれば即

技術練習に入りました。

 

テニス部員が「練習」として

草むしりやボール拾い、

素振りなんかをすることは

まずありません(笑)

 

 

これはスポーツ以外、

勉強でもバンドや音楽、

仕事などでも同様で、

欧米社会において見せるべきは

 

「真摯で一生懸命な姿勢」

 

では無く

 

「結果と実績」

 

というドライでシビアながら

非常に分かりやすい世界。

 

「皆で一緒」では

「皆と一緒」までしか

成長しませんからね。

 

日本の方が色々な分野において、

平均値は高いものの、

本当の一流となると

欧米に敵わなくなるのは、

練習や学習などの

質と意識の差なんでしょうね

 

 

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