電車に乗っていると、

隣に座ったのは男子高校生2人。

 

どうやら

歴史のテストが終わったようで、

一人は学年2位の好成績だったとか。

 

もう一人が参考書を見ながら

次々と問題を出していきますが、

確かにどんどん答えていく。

 

横で聞き耳を立てていた私、

「歴史好き」を自称しながら・・・

全然分からない(苦笑)

 

 

そんな中、ある問題で、

「将軍〇〇を支え・・・」

という問題文を聞いた高校生君が、

 

「〇〇だろ~・・・じゃあ△△!!」

 

と答えて正解していました。

 

テスト対策というか

「雑学王」では無く、

「クイズ王」を目指すときの

アプローチとしては、

この手法は効果的に用いられます。

 

情報を記号化し、

「〇〇」のキーワードが

問題文に出た時の答えは

「△△」が多い。

 

と、

将軍〇〇が誰だか、

支えた△△が誰だかよりも、

その2人の組み合わせを覚えることで

正答率を上げていきます。

 

しかし、それを聞きながら、

やはり日本の歴史教育は

知識重視では無く、

記号重視から

脱却出来ていないんだなぁ~

と思いました。

 

〇〇⇒△△、

××は何年、

など知識情報では無く、

単に一問一答の記号を

暗記していくルーティンワーク。

 

工場的流れ作業で

歴史記号を覚えていくだけ。

 

だからこそ

歴史が苦手、嫌いという子供が

その工場で

大量生産されるんですよね(苦笑)

 

 

歴史を作るのは人。

 

人を掘り下げてアプローチすると、

歴史は面白いんですけどね~。

 

人物のエピソードが紡いでいく物語、

それが歴史の醍醐味なのですが、

そんな教育、

残念ながら多くの教育現場では

なされませんね(><)