今回帝国ホテルのバーで

父と話していて、

 

「日本人駐在員は・・・」

 

という話となりました。

 

父はイギリス出張ならパブに、

プラハ出張ならカフェに、

NY出張ならマンハッタンのバーに、

など現地の食文化を楽しもうと

一人で出掛けたりするようです。

 

 

しかし、今回の出張では

ダブリンで1時間の

自由時間があった以外、

現地法人の接待を

受け続けたようです。

 

そして行き先は、

和食、中華、中華。

 

 

中華を食べるなら

中国や台湾の方がレベルが高く、

和食を食べるなら当然

日本の方がレベルが高い。

 

そして父は日本からの出張者。

 

 

「なんでイギリスに行って

和食や中華かなぁ」

 

と嘆いていましたが、

これ今回に限らず、

毎度の事なんですよね(><)

 

ある時現地駐在員に

 

「パブに行きたいんだけど」

 

と言うと、

 

「いやぁ~

私行かないので分かりません。

おススメしませんよ」

 

と言われたこともあるとか。

 

駐在員として現地に派遣されて、

事務所スタッフの中には

現地の人もいるでしょうし、

取引先にも

現地の人がいるでしょう。

 

そんな中で、地元の食文化にも

積極的に入っていかず、

日本人社会と日本食で

内輪で固まっていては、

いつまでも

国際的なビジネスマンには

なれないでしょうに・・・。

 

 

誰を相手にビジネスを

しているのか、進めたいのか、

しっかりと意識を持つことが

重要ですね。

 

現地企業や政府を相手に

ビジネスを進め、

企業を国際化させたいのならば、

現地法人駐在員がまず

国際化出来ていなければ、

現地に根付いた

企業になることは出来ませんね。

 

 

「何故中華・・・」と

イギリスでの不満が

募っていた父にとって、

ダブリンのオフィスの町内に

JAMESONの工場や

パブがあったことは救いだったようで、

意気揚々と

乗り込んでいったようです(笑)