貧困の中にある子供が、
お菓子一個、ボール一個で
幸せを感じたりもする一方、
数億の資産を持つ中富豪が、
数百億の資産を持つ大富豪のように
自家用ジェットが無いと嘆く。
数万円の寿司に舌鼓を打った人が、
帰りにスーパーの総菜コーナーで、
半額シールが貼られたコロッケが
目の前で取られたと落ち込む。
人が感じる幸せは、
値段の総額とは
あまり関係がありません。
マズローの
欲求階段説ではありませんが、
人の欲求はエスカレートしていく
傾向があります。
「それを叶えると幸せになる」
というものが階段式になっていて、
1つを叶えると、
次の叶えたい幸せが出現し、
叶えられていない不幸が襲う、
「幸せ」の
負のスパイラルとも言えます。
満足しないこと、は
成長を助ける側面もありますが、
負のスパイラルに入ると、
常に何かに不満、
ということになります。
私は、幸せの基準を
職業:食道楽、らしく
「美味しいか否か」に
設定しています。
日々楽しくは過ごしていますが、
時に社会の中で
不愉快な対応をされることもあります。
体調不良もあれば、
怒り、悲しみなどマイナスな要素が
満ちるような時、
何も食べたくない、
何食べても美味しくない、
なんて言う人もいますが、
そうでしょうか?
美味しい物は
やはり美味しいです(笑)
「あっ、美味しい」と思えば
やはり幸せなんですよね。
まぁ、確かに体調不良で
味が分からない中では
美味しさは
半減しちゃいますけどね(笑)
それでも、
目で楽しむ、香りを楽しむなどで
美味しい物に身を任せ、
美味しいなぁ~と感じられれば
プラスの要素が増えますからね。
マズローの欲求階段でも
食べ物は最下層。
しかし、それは価値が無い、
ということではなく、
基本だということ。
美味しければ幸せ、
それで良いじゃん♪と
半額のコロッケを入手出来ずに
落ち込む私です(苦笑)