職業不詳・食道楽


そんなことを

生業にしています(笑)



何事も趣味の範囲以上に

取り組むのが苦手な性質で、

草鞋はムカデ並みに履き、

そしてどれも立派な草鞋では無く、

ほつれてます(笑)


買い物でも旅でも、

出掛けるとなると、

やりたいことを最短ルートでこなす

効率性は求めていきますが、

計画性は低く

なるようにしていきます。



そしてそれは、文章でも同じ。


大学院も修士号を2つ取った後に

博士課程に進学し、

著作も3冊持っていますので、

文字を書くのは

ある程度立派な草鞋の方です。


しかし、

これも計画性は持ちません。


レポートレベルのものでも、

修士論文でも、

著作の文章でもそうですが、

きちっとした草稿があり、

起承転結がまとまった上で

書き始めるのではなく、

書いている内に

どこかに落ち着くだろう、

と「起」の一文、有名小説なら


「メロスは激怒した」


「国境の

長いトンネルと抜けると・・・」


がパン!!

と浮かんだら、

そのまま書き始め、

結末は書いていく文章まかせです。


論文なんかでも、

集めたデータをどこに入れるか、

決まる前に

書き始めちゃいますので、

歩いている内に

必要な個所に出会うだろう、

程度です(笑)


しっかりとした草稿を作り、

一度下書きをした上で、

読み返して書き直す。


研究者として

正しい草鞋を履いている人は、

こうするのでしょうけど、

私は性格的に

出来ないんですよね。


100枚を超える論文も、

200ページを超える著作も、

考え練られて書かれているのは

最初の1ページ程。


後はLet it beで

文章が好きなように勝手に進み、

どこに向かうか

書いている本人が一番知らない

結論へと向かっていきます。


その結果、

特大ホームランか三振、

ということになります。


修士号Aでは

最優秀論文賞を取り、

修士号Bでは先生方に

「持ってるデータに免じて

修士号を出す」

と言われるものになります(笑)


この性格では、

大学院も研究者も限界があるので、

趣味の範囲で行き、

足を洗いました。


私の文字、

いつも風任せの旅人となりますが、

今日の旅路は道に迷わず、

辿り着きましたかね(笑)