カクテルや洋酒を供する店を

BARと思われがちですが、

最近では居酒屋でも

カクテルなどを供しますので、

それだけでは

BARとは言えません。


私がその場所を

BARか否かを決める

判断材料にしているのが氷です。


キューブ氷なんかで

客にお酒を提供するお店ならば、

立派な看板を掲げ、

ジャズを流して

「BAR」を名乗っていても、

そこは単なる居酒屋と

私は判断します。


何百種という洋酒が並ぶ

BARであっても、

お酒を嗜まない客が

楽しく過ごせるサービスを

提供出来ないようでは、

そこもBARとは呼べないでしょう。



例えノンアルコールを飲んでいても、

BARという空間と

そこで流れる時間に酔える、

それが一流のBARですね。



良いBARか否かの判断基準として、

分かりやすいオーダーが

ジンジャーエールかもしれません。


多くの居酒屋でしたら

「カナダドライ」が

出て来るでしょう。


そして良いBARの多くでは

「ウィルキンソン」が

置いてあると思います。


品揃えの段階で、

1つのハードルがあります。


そして、

お酒を飲むのに

フィットしたグラスに、

板氷から

アイスピックで小さくした

ロック用の氷を入れ、

そこに注がれた

ウィルキンソンの

辛口ジンジャエール。


シャープな冷たさはあるものの、

水っぽくはならないのが

BARで使う板氷の特徴、

これで同じ「ジンジャエール」でも、

居酒屋とはまるで異なる

「酔えるジンジャエール」

となります。


お酒を嗜む方なら、

同じジンジャエールで

一流BARのモスコミュールを

楽しんでみるのも良いと思います。


居酒屋のモスコミュールとは

まるで異なる、

「本当に酔えるジンジャエール」

大人のカクテルを

楽しむことが出来ます(笑)