大学では基本的に寝ているか、

煙草を吸って過ごしていました。


大教室ですと寝ても、

途中で出ていっても

目立ちませんからね。


しかし、大学院でも、

寝て過ごしていました。


「Jamesが教室に

近寄って来ただけでお酒臭い」


と言われるほど

前日のお酒が抜けないまま

教室に入り、

そのまま机に伏してスヤスヤ。


ただ、不思議な事に教授に


「では○○について加藤君!!」


と名指しされると、

起き上がって

かなり的確に答えて、

教授含めて

寝ていることを知っている

全員を驚かせ、

さらに驚くのは、

論を展開し終わったと同時に、

もう一度伏して寝ちゃうこと(笑)


小教室でやっているので、

全員が見ていますが、

しっかりと答えた後なので

教授も注意し難いんですよね(笑)



一方、

アメリカ移住直後の小学生の時、

英語の授業は、

全くパーフェクトに

端から端まで全方位的に、

内容が分かりません。


そうすると、

そんな呪文を聞いていると

眠くなってきます。


そこで、

バレないように両肘を机に付き、

組んだ手で

目を隠すようにして寝ていました。


この姿、先生から見ると、

常に下を向いて

目を隠している状態です。


ある日先生に

教室の外に呼び出された私、


「なんで日々泣いているの??」


と聞かれます。


これくらいの英語は

理解出来たのですが、

返す言葉が出てきません。



「何かクラスに問題ある??」


と聞いてくれる先生。


昨今のいじめを放置やら

自ら率先する

先生とは大違いの、

優しい対応なのですが、

私の英語力が拙いから・・・

では無く

返す言葉出てきません。


「いえ、先生大丈夫です。

泣いてなんていないですよ。

ただ寝ているだけです♪」


なんて言えませんからね(苦笑)


泣いている、

と思われるのも

不本意なのですが、

だからと言って

寝ているとも言えず、

さらに英語力もありませんので、

適当な言葉も出てこず、

何も言えなかった

27年前のある日・・・



そこから教授の目の前で

寝るように育つんですから・・・

まさに寝る子は育つ、

ってやつですかね(^^)