明らかにギャングな人たちが

揃いも揃った教室、

おじいちゃん先生が教えるのは・・・


2桁の足し算(笑)



「えっ??」


心の動揺が隠せません。


何かのドッキリ??

それとも夢??

色々な感情が錯綜します。


そして「数学」ではなく、

もはや「算数」な

計算ドリルを渡されると、

そりゃぁ~皆さん簡単に解けますよ。


そんな混乱のまま

終わった初日でした。



翌日、問題は少し複雑に!!


な、なんと!!

繰り上げがある3桁の足し算(笑)


いやいや、やはり冗談でしょ??

と思っていると、

周りのギャングたち、

頭を抱えて考え込み、

計算が出来ません!!



この「数学1」の意味、

日本の高校にある

高校1年なら「数Ⅰ」、

3年なら「数Ⅲ」とは異なり、

選択式授業の数学の内の

最も初級の「1」でした。


アメリカの高校での理系の授業は、

「数学Ⅰ~Ⅲ」では無く、

それぞれの数学の

分野に応じて授業があり、

名称もそのまま上のクラスから


「微積分」

「幾何学」

「代数学」

「代数学入門」、そして

「Math3」

「Math2」

「Math1」

という感じでした。


「Math」は確かに

「数学」を指すのですが、

ここでの「Math」は

「数学」よりも「算数」に近いですね


「微積分」も余裕の生徒は

大学の授業を受けることも可能で、

上も天井知らずなら、

下も床無しの

幅広い授業が用意されています。



・・・つづく