英国諜報機関と言えば、

『007』シリーズでもお馴染みの

世界に名高い諜報機関の1つです。


その諜報機関のトップが語る

国際情勢となれば、

どんな情報分析をしているのか

注目されますが、語ったのは、


欧州が移民問題の

アプローチを誤れば

大変な事態を招く。

民族主義的右派勢力の

台頭が起きるだろう。


・・・う~ん、

そんなの世界のニュースを

1週間も見せれば、

小学生でも

言えると思いますけど(笑)


昨年から移民問題に関しては

連日欧州メディアを賑わせ、

各国の議会選挙で右派が台頭し、

フランスでは右派、左派が

有り得ない連帯をして

極右勢力の台頭に

抵抗までしているほどに、

現在は民族主義的右派勢力は

支持を獲得し、

合法的に勢力を拡大しています。


それを今更

英国諜報機関に言われても

・・・ガッカリだぜ(笑)



英国諜報機関と言えば、

ドイツの暗号

エニグマを解読したり、

第二次世界大戦の天王山、

ノルマンディー上陸作戦の時、

二重スパイの活用や、

誤った情報を敵国(ドイツ)に

与える諜報活動を行い、

上陸作戦の日時や場所に関して

誤った情報を与え、

ドイツ軍主力を

別の場所へ移動させていた、

などその諜報能力は

非常に高く優秀でした。


しかし、イラク戦争時に

フセイン政権が核を持っている、

なんてガセネタを

本気で掴んだのか、

わざと掴んだ振りをしたのかは

分かりませんが、

諜報活動において

ミスがあったと言われています。



組織の役割上、

本当に掴んでいる情報を

ペラペラしゃべる訳にも

いかないでしょうけど、

そんな誰もが知っている現状把握と、

もう既に起こっている事象を

未来予測で話されても、

あれ?情報収集能力落ちた??

としか思えません。


英語で「レモン」とは、

果物のレモンの他に、

酸っぱい=不快、から

欠陥品、不良品を指しますが、

こんな諜報機関の長が語る

国際情報分析では、

「スパイのお仕事」というよりは

「すっぱいお仕事」です(><)