シェーカーを使わないカクテルなら、

注ぐだけですし

誰でも簡単に作れるかと言えば、

そうでもありません。


カクテルの定番モスコミュールは、

居酒屋カクテルの定番でもあり

至る所で提供されています。


しかし、その多くは

本来の味とは遠く離れた

美味しくないものばかりです。



モスコミュールは、

トールグラスに氷を入れ、

ウォッカ45ml、

ジンジャエール適量を注ぐという

単純なレシピです。


本来は

ジンジャービアを使いますが、

ジンジャエールのレシピの方が

もう一般的ですね。


この2種を注ぐだけのカクテルを

マズく作るのも逆な意味での

才能な気もしますが、

実際そんなカクテルが

多いのが実情です(><)


美味しくない要因は

いくつかあるのですが、

選ぶジンジャエールの種類も

大きなポイントの1つです。


居酒屋などでは

甘みの強いジンジャエールを

使うことが多いですが、

ジンジャーは当然生姜ですし、

生姜の辛みの強い

ジンジャエールを使った方が

モスコミュールは

圧倒的に美味しくなります。



グラスに大き目の氷を

たっぷり入れ軽くステア。


これでグラスが綺麗に冷やされます。


グラスを冷やす過程で

溶けた水分は、氷を押えつつ

グラスを傾けて捨てます。


そこにウォッカ45ml、

ウィルキンソンの

辛口ジンジャエールを

適量注ぎ軽くステア。


居酒屋カクテルでは無い、

大人のモスコミュールが完成します。



ジャズ黄金期、

マイルスデイビスや

コルトレーンなどの

所謂名盤の多くを支えた、

私が最も好きなジャズベーシスト

Paul Chambers。


そんな彼のバージョンの

「Dear Old Stockholm」

などを聴きながら、

モスコミュールを楽しむのも

良いですね♪