高校卒業まで、

数学は得意でしたので

微積までは勉強せずとも

成績は良かったのですが、

全体では成績Dも珍しくない

惨憺たる通知表でした。


高校も卒業し、日系の塾の

受験直前夏期講習に行きますが、

塾に持って行くのは

サイコロとトランプです。


授業開始までは

サイコロでギャンブル、

授業中は

カードでギャンブルと遊び続け、

周囲に悪影響しか与えません。


他の教室にも勝手に入りますので、

私の顔が窓の外に見えた瞬間、

先生も深いため息と共に

諦めてましたし(笑)


私が入ると、授業は終わり、

後は今日の遊びの予定の

話し合いです。


また、塾の入り口で

日々何時間もサングラス姿で

煙草を吸っており、

小学生の子供を

通わせている親たちから

塾に抗議の電話が

日々殺到していたようです。



そんな私が仙台に行き、

昨日書いたように

日々天津丼巡りをし、

当然勉強は一切しません。


防衛大学校は

不合格になりますが、

そこでの小論文の問題で、

「長所」は書けても

「短所」の「短」の漢字が書けず、

「悪い所」に書き換えるほどに、

漢字は絶望的な状況でしたからね。


慶応のテストでは

漢字の問題もありましたが、

一問も書くことが出来ずに

当然不合格でしたし(笑)



そんな私の横国受験。


大学に足を踏み入れた瞬間、

「あ、ここ来るわ」と直感し、

合格を確信していますので

テストも余裕です。


テスト開始20分からは

退出OKでしたが、試験官の


「テストが終わった者は・・・」


と言い終わらない内に

手を挙げて退出。


私に続いて退出したA君と共に

煙草を吸いながら

試験会場係の女の子に

ちょっかい出してました(笑)


結局会場から出たのは

この2人だけでしたね~。


合格発表は

自信満々で見に行き、合格♪


「ここ来るわ」の直感って当たります。


なお、先のA君も合格したようで、

大学入学後

最初に友人になったのがA君、

互いのバックグラウンドを

話している内に、

「あ、あの時の!!」となりました(笑)



さて、「ここ来るわ」の直感ですが、

大学院受験でも発揮されます。


横国時代の先生が東大に移り、

大学4年のゼミを東大でやった折、

初めて東大に足を踏み入れた瞬間・・・

「あ、ここ来るわ」

と思います。


まだ大学院受験することも

決めていない中、

そう思いたかった、

では無く、

素直に「ここ来る」と思います。


直感に頼り過ぎて、

1度目の大学院受験の時は、

今度は漢字では無く、

全く英語に歯が立たずに不合格(笑)


あれ~?あの時の直感は??

となりましたが、

そりゃ勉強日数0日で合格するほど、

東大は簡単じゃないですね(><)



そして迎えた

2度目の東大大学院受験・・・


それでもやはり

当時遊び呆けていた私、

酒とデートの日々は

相変わらずでしたが、

女性たちにも少し怒られ、

始めた勉強7日間。



7日勉強して

合格しないなら一生合格しない。


と言い放ち

人生で唯一「勉強した」と

自信を持って言える

7日間を過ごします。


その結果は合格。


その後、「短」が書けなかった私が

日本語で本を3冊、

大学院でも論文を書いていますが、

人生で勉強したのって、

あの7日間だけですね~。