現在、ヨーロッパを

悩ませるのは移民問題です。


アフリカから、中東から、

中にはアフガニスタンなど

中央アジアから陸路を移動し、

船に乗って地中海を渡り、

イタリアやギリシャに向かいます。


毎月数千人単位で

不法移民が到着する方は大変です。


一部活動家は

全員を受け入れろ!!

と活動をしていますが、

破たんへ猛スピードで進む

ギリシャの財政で、

一時的な支援ですら難しいのは

誰の目にも明らかですし、

欧州全体としても、

移民希望者全員受け入れます、

なんて宣言すれば

億の単位で移住してくるのは

想像に難くありません。


それだけの経済的余裕、

職業が欧州にある訳はありません。


悲劇からようやく脱した人を

受け入れることと、

道連れに自分たちも

経済的に破綻すること、

との非常に難しいバランスの上での

舵取りが迫られています。



一方、そんな欧州に

自分たちの方策の

アドバイスを送るのがオーストラリア。


オーストラリアは

一切の移民の受け入れを

拒否しています。


オーストラリアに向かってくる

不法移民を乗せた船は、

発見次第対岸の

パプアニューギニアにある

マヌス島に送り収容します。


太平洋戦争時の1944年には

日米両軍が戦い、

日本軍守備隊3000人以上が戦死した

アドミラルティ諸島の戦いが

行われた島でもあります。


この島に隔離された移民は、

鉄格子、フェンスの内側に

無期限に収容され、

オーストラリアに着くことはありません。


絶対に移民を受け入れない、

これも経済問題を考えれば

解決策の1つではあるでしょう。


しかし、本来がオーストラリアに対して

移民してきた白人政府が、

それを言いますかねぇ・・・