正月は日本酒の冷酒で
お節を堪能しましたので、
そろそろ洋酒も恋しくなってきます。
寒い季節にこそ
美味しく楽しめるのは
RONRICO151です。
禁酒法時代も製造を許可されていた、
カリブ海に浮かぶ
米領プエルトリコを代表するラムです。
ロンリコのホワイトラムは
カクテルの素材として
よく使われますので、
知らず知らずに飲んでいる方も
多いと思います。
ただ、151はただのラムとは異なります。
日本ではアルコール度数を
0~100度で表しますが、
欧米では0~200プルーフという
単位で表します。
単純に倍なんですね
そして名前の「151」は
そのプルーフを表し、
RONRICO151を
アルコール度数に直すと75.5度です。
このラムは大学生の頃から好きで、
冬になるとバーでよく飲んでました。
ストレートで注文し、
チェイサーにギネスを付けます。
75.5度のラムは
唇が触れた瞬間から熱を感じます。
寒さも忘れるカリブの情熱が
喉を過ぎれば、
冬の寒さはむしろ
この酒を楽しむためのものかとも思えます。
そこにモンテクリストと
冷え過ぎていないギネスを
合わせるのが私の流儀。
そんな時間には
50年代に活躍したサックスプレーヤー
Art Pepperの「Blue Bossa」を流し、
指先でリズムでも取りながら楽しめば、
美味しい冬のバータイムになります。