私が一番好きなカクテルはカミカゼです。


一般的なレシピでは無く、

私個人のこだわりのレシピがあるほどに

飲み込んでます。


このカクテルのベースはウォッカ。


雑穀から作られた強いアルコールを

白樺の炭で濾過して作られる

基本無味無臭のスピリッツです。


しかし、最近は

「フレーバードウォッカ」が多くなってきました。


ウォッカの「フレーバード」の歴史的代表格は

ポーランドウォッカの「ズブロッカ」ですが、

90年代以降、アメリカやフランスが

ウォッカを本格的に製造・販売し始め、

それと共に写真や絵画などが施された

お洒落なボトルや、

オレンジやラズベリーなどの

香りの成分の強いウォッカが

販売されるようになってきました。



左はゴルフ場、右はモーターレースの画が

ウォッカ越しに見えるお洒落なウォッカのボトル



ズブロッカはバイソングラスと言う

草が入ったものですので、

爽やかな緑の香り程度なのですが、

オレンジやベリーの

風味付けがされたものとなると、

「ウォッカ=無味無臭」の定義から

大きく外れていくことになります。


しかし、今では圧倒的に

このフレーバードウォッカが

主流となっていますね~。


先に上げた

オレンジやベリーの香りのものでも、

私の中では異端だったのですが、

2010年代にもなると、

これらはもはや

「伝統的?」フレーバードウォッカとなり、

今ではチーズケーキやホイップクリーム、

マシュマロフレーバーのウォッカまで

登場しています。





これはアメリカの酒屋の棚ですが、

ウォッカ売り場の半分以上は

フレーバードウォッカが

占めるようになっています。


なお、チーズケーキマニアな私ですが、

余りにも怖くてチーズケーキウォッカは

飲めませんけどね(笑)


私はウォッカは、

カミカゼやウォッカマティーニで

飲むのが好きで、その時には

アブソルートやフィンランディアなどの

銘柄を気分によって変えます。


この無味無臭の奥の

僅かな違いを楽しむのが

ウォッカの醍醐味だと思っているのですが、

ウォッカはどこへ向かうのやら(苦笑)



****************


「クリエーターズワールド」での、

安全保障に関する連載を更新しました。


「家を守りましょう その2

 ~世界の警察も近所の警察も同じこと~」


加藤ジェームズの安全保障基礎講座