イラクが混乱しているこの時期に、
ペルシャ湾へ米空母が派遣されました。
原子力空母ニミッツ級最終艦
「ジョージ・H・W・ブッシュ」
がその空母ですが、
混乱するイラクに
派遣された空母がブッシュって・・・
なんの冗談ですか??ってなりますね(><)
このブッシュは父ブッシュの方ですが、
彼が湾岸戦争時の大統領ですし、
縁が深すぎますね。
さて、米海軍では次の
「ジェラルド・R・フォード」から
新型の原子力空母となります。
2隻目は
「ジョン・F・ケネディ」と決定していますし、
最近は歴代大統領、
しかも20世紀大統領の名前の
空母が続きます。
そんな新型空母を含め、
現在米海軍が配備を進めている
最新鋭艦などは新技術のオンパレード。
沿岸警備用の小型艦も三胴艦となり、
三輪車ならぬ、
三つの胴体を繋ぎ合わせた特殊な形。
一般的な船にある甲板部分を極端に減らし、
正面から見ると◇ひし形で構成されます。
これは、敵のレーダーが艦艇に当たった時、
下の部分は海に、上の部分は空へと飛ばし、
敵に反射が返らない様にする
ステルス技術の工夫です。
しかし、海に落した反射が、その海の反射で
敵に返る可能性もあるため、
現在建造中のミサイル駆逐艦ズムウォルト級は
正面から見ると△三角です。
全てのレーダー波を上へと逃がす工夫です。
「インディペンデンス沿海域戦闘艦」
「ズムウォルト級ミサイル駆逐艦」
とウィキなどで調べると
その特異な形状が見られます。
一般的に「船」と言えば、
逆三角形の上に箱型の構造物があるのを、
横から見ても、正面から見ても
描くことが多いですが、
最近の軍艦の世界では、
一般的な「船」の概念から見ると
変わった形状の軍艦が徐々に増えています。
しかし、日本では建造中、計画中の艦艇も
オーソドックスな形が多いんですよね。
中型の護衛艦でステルス性重視の艦艇の
導入が検討されていますが、
多くは極端な形状はしていません。
中国や韓国などの艦艇も同様ですので、
欧米的思考かアジア的思考かの
差なんですかね??
実用性や新しい発想、と言う事では
欧米の方が先を行きますかね~