深夜アニメの世界観で

「中二病」と呼ばれるものがあります。


名付け親は伊集院光さんのようですが、

「オレって特別な力がある!!」

と思っちゃってる

中学二年生くらいにありがちな

思考及び言動、がそれです。


特別な力を持ってないのに

持ってると自負する

ただの「中二病」の一般人主人公が

登場する作品も多いですが、

同時に特別な異能の力を持つ主人公が

様々な異能者たちと仲間になったり、

戦う冒険活劇もかなり多いと聞きますし、

知っている限りのアニメ知識でも、

確かに「龍の球」も「一つの平和」も

そうですもんね。



最近の日本には

そんな話が多いんだなぁ~

と思いつつ歌舞伎を観劇していて・・・

気が付いてしまいました!!


歌舞伎の演目の中にも、

特別な異能の力を持つ主人公が、

特別な存在の異性と出会って惹かれてみたり、

異能の敵と戦う物語があることを(笑)


有名な所で「児雷也」と言う歌舞伎の主人公、

ガマの妖術を使い、

物語の中で出会った妻も、

宿敵も妖術使いですし、

この児雷也、

映画創生期の名作映画の一つでも

取り上げられていますが、

アニメでも忍者が登場する作品では

同名の忍者があちこちの作品に登場します。


「南総里見八犬伝」もまさに異能集団ですし、

歌舞伎では無いですが

「真田十勇士」もそうですもんね。


異能を持つ主人公の戦闘物、

現代アニメに限らず

結構日本人の伝統的世界観なんですね~