先日、LAでの高校時代、

某民族のギャング組織が、

英語の分からない新入生相手に

宿題などを販売して稼いでた、

という記事を書きました。


砂漠の水は高値です


この組織のNo.2は日本人の中で

「鰐男(わにお)」とあだ名される人物。


まぁ、見た目が厳ついんです。


でもゴリラでは無く、

足も長くは無いので鰐男と。



彼とは授業中に五目並べや、

勿論カードでギャンブルをし、

単価が安いので日に5ドル程度ですが、

ほぼ確実に私が稼いでいた、

その意味では「カモ男」でもあります(笑)


組織のNo.1は

超モテ男&喧嘩は無双クラスに強く、

今でも母が

「あんたの友達の中で歴代1位のイイ男」

と言う人物。


一方の鰐男君は

見た目が鰐なので非モテ男・・・。


腕っぷしは強いですが、No.1程では無い。


こうなると組織内では

超怖い鬼軍曹として君臨し、

彼が歩くと組織の人物が

背筋を伸ばして挨拶するという人物です。



ある日、私が弁当を家に忘れます。


それを届けに母が学校に来たのですが、

そこで見つけたのが鰐男君。


組織の鬼軍曹とは言え、

組織外の私とは単純に友人ですから、

母にとっても単なる子供の友人。


「ちょっと、これを届けて渡してね」


と頼んだようで、

学内の若手が恐れる鬼軍曹が、

弁当片手に私を探して歩き回り、


「なぁ・・・なんか弁当頼まれた」


と私の所に持ってきます。


母曰く、

なんで俺が??

とずっと首を傾げつつ

弁当を受け取ったと言いますが、

強引な頼みは断れない、

鰐の良い・・・いや人の良い

パシリ鰐男君でした。