私の英語教育、

市の予算だか教育方針だかに

翻弄されました。


アメリカ移住直後、

当然ながら英語が出来ない私は

ESLのクラスに入ります。


ESL=英語を外国語にする人のクラス


と、言っても「英語」の授業だけの話で、

他の授業は全部通常クラスですから

毎日呪文聞いているのと

同じですけどね(><)


大学などではレベル毎に

結構数がある英語のクラスですが、

うちはESLか通常授業かの

2つしか無い中、

移住後1年でESLから出されます。


英語教育受けたことの無い小学生が、

1年でアメリカ人と同じ

英語力になると思います??


ま、無理です(苦笑)


理由は予算削減だかで、

それまでESLレベル1~3の生徒は

合同のESLクラスでしたが、

レベル1以上の生徒は

強制的に通常授業に移らされます。



通常授業では、

先生は当然英語が完璧な生徒として

受け入れますから、配慮はほぼ無し。


そして渡された課題図書は

「The Gold Bug Poe」


エドガー・アラン・ポーの「黄金虫」ですが、

ポーの存在すら知らない小学生にとって、


「カナブン??

 ・・・だいたいポエって何だ、ポエって!!

 なめた名前だ!!」


となります。


英語なんて

ギリギリ挨拶が出来る程度の私に

文学作品が読める訳もなく、

ポーを前にポ~っとなり、

授業が分からない、

出来ないから先生に怒られる、

英語出来ないヤツと友達になろうとする

物好きな人物は現れない、

ますます授業が分からず、

さらに怒られるという

悪循環に陥った1年でした(><)


エドガー・アラン・ポー、

今でも天敵のような名前です(笑)