先日出演させて頂いたラジオでも言いましたが、
地図を見るのは学習上とても有用です。
私の場合それが趣味レベルなので、
趣味と実益が一緒です♪
そんな私が見ていて楽しいのが境界。
例えば、和歌山県には
大きな飛び地が三重県にあります。
これは紀州藩の藩領が
廃藩置県で紀伊国の東部を含めて
度会県、そして三重県になりますが、
この地は和歌山県となることを望み、
飛び地となったため。
また、私が好きなのは川沿い。
地図を見ると結構楽しいんです。
東京と埼玉の県境荒川。
基本的に南が東京、北が埼玉ですが、
突然南岸に埼玉、
北岸に東京が登場したりします。
対岸にあるため、
埼玉から必ず一度東京経由でないと
行けない埼玉があったりします。
これは、かつての川で分割したため、
現在の直線的な流れに
境界線があっていないんです。
川の対岸、草加市に突然現れる
足立区などもあります。
また、東京と千葉を分ける
江戸川の西側に浦安市があります。
分けるはずの江戸川が
千葉県の真ん中を通る不思議。
浦安のディズニーランドを
なんで「東京」って言うんだ~
とはよく聞きますが、
江戸川の東京寄りではあるんです。
しかし、千葉県内を流れるのは
新しく出来た江戸川。
昔の江戸川でしっかり東京と千葉は
分かれるのですが、
旧江戸川と江戸川の分岐点は
実は東京か千葉か帰属を巡って
両自治体が争っている場所。
地図に県境が無いんです。
こうやって地図を眺め境界を探訪していくと、
日本の歴史に辿り着きます。
自由時間に地図を眺めては
ニコニコしてる私だったりします(笑)