三国志のドラマの中で、

主人公の一人劉備が

もう一人の主役曹操の

「我人に背いても、人我に背かず」

のとの言葉に対して、自身は

「人我に背いても、我人に背かず」

の精神でいきたいと語ります。



この二つの対比、

魏を建国した曹操と

蜀を建国した劉備を

上手く言い表しています。


文武双方で曹操に劣る劉備ですが、

三国志を代表する名将猛将を心服させ、

蜀を建国し得た理由は、

この奇麗事のような精神を

表面上にしろ実践していたことにあります。



私も、出来ることなら

「人我に背いても、我人に背かず」で

いけたらなぁと思ってます。


裏切られるのは悲しいですが、

人を裏切った時の心の葛藤や苦しみが

自らに残ることを考えれば、

裏切られる事の方が楽だとも言えそうです。


勿論、裏切りに心を痛めもしないツワモノは

洋の東西、時代の前後を問わず

闊歩していますが・・・(笑)


まぁ、わざわざ裏切りそうな人に

裏切られるのも生産効率が悪いので、

「君子危うきに近づかず」

・・・別に君子でも無いですが、

この言葉通り危険な香りがする人からは

ちょっと距離を置いたりします。


特に私は潤沢な資産を持ちませんが、

私が持つ「何か」を目当てにだけ

近づいて来てるなぁと分かる人も

時にはいますので、

鰻や蒟蒻のように

上手くツルンとすり抜ける技術も必要ですね♪


「虎穴に入らずんば虎児を得ず」

とも言いますが、

別に虎児がダメなら

獅子の子でも豹の子でも良い、

拘りは特に無いタイプなので、

マイペースで生きつつ

人には背かず生きていたいもんです(^^)