昭和史を知る人ならば

知っているであろう石原莞爾。


陸軍中佐として

満州事変を実質的に指揮した人物です。


満州事変で修士論文を書いている私も

当然深い関心を持っている人。


彼は特に勉強もせずに陸軍大学に合格し、

勉強もせずに陸軍士官学校も陸軍大学も

トップクラスの成績。


教官への態度さえ悪くなければ

主席卒業だったと言われる、

ガンダムのシャアと似たエピソードを

実際に持つ人です(笑)


満州事変を指揮しますが、

その後東条英機と対立し陸軍を辞めましたので、

東京裁判では完膚なきまでに米側を論破する

若い頃からの反骨精神丸出しで臨みますが、

不起訴になります。



さて、その彼が陸軍大学教官だった頃、

上官の悪口を隣の友人に話します。


友人は頷くのですが、その結果・・・



友人の方が問題にされてしまい、

石原莞爾は中将まで登り、友人は少将止まり。


最後まで石原とは友人のままですが、

この少将さんにとっては迷惑な話です(笑)



そして私、

友人とある女性について話をします。


なんであんな言い方しか出来ないんだろう??

などちょっと愚痴っぽい話をしていたのですが、

友人の方がエスカレートして

徐々に発言が過激になってきます。


すると、実は近くの席に

その女性がいることを私が発見!!


心臓が止まるかと思いましたが、

まぁ今までの話は小声だったし、

固有名詞出して無いし、

と自分に言い聞かせた上で急遽方向転換。


「いやぁ~まぁでも

 彼女も良い所があるよねぇ~」


と話を転換させつつ友人に合図を送りますが、

彼は気が付かず・・・。


徐々に誰だか分かるエピソードになり、

声もボリュームアップ。


もうダメだ~と彼を別の場所に連れて行き、

その女性がいることを告げると顔が真っ青に。


この話、元は私から振ったのですが、

結局後半フォローしてた私は問題にならず。


人物の大きさは龍とミミズほど違いますが、

ちょっと似たエピソードになりました(苦笑)