板に靴を紐で結わえていた頃から

スキーを始めました。


いつの時代?って思われそうですが、

昭和末期だとガチャっと

はめる式のスキーは高嶺の花でした。


さて、LAは青い空と青い海、

パームツリーの街ですが、

北と東は高い山に囲まれ、

その山ではしっかりと雪が降り積もります。


Tシャツで車に乗り込み、

2時間も行けばスキー場、

そこで長袖と上からセーターでも着れば

準備完了♪


ウェアを着ると暑い位の時があるので、

ツワモノとなると

海パン一丁で滑り降りてくるのもいます。



中学くらいの頃、

男ばかり友人10人くらいでスキーに行きます。


スキーの上級者もいれば、

初級者もいますが、

そこは「大丈夫!!」と言って

上に連れて行くのは

ある意味スキーの常道です(笑)


スキーが得意ではない人物に、

いじられキャラの人物もいれば、

真面目なのだけども学業もスポーツも

成果がなかなか上がらない人がいて、

この人にはいじめっ子達も

さすがに悪口は言いません。


その後モーグルコースへと思いがけず行き、

凸凹だけどどう滑るんだ!?となりつつも、

上級者は苦戦しながらも滑っていきます。


半ばまで来て振り返ると

いじられキャラの奴は

一段ずつ転倒の繰り返し。


そんな中、

最後尾から決意を固めた真面目君は、

モーグルコースを直滑降で一気に滑り降ります。


唖然とする私達の横を風が通り抜け、

転倒も無くあっという間に下で待ってます。


モーグルコースを直滑降って・・・


その日だけ「特攻隊」と名づけられた彼、

彼がいじめられない要因は

この真面目さと思い切りの良さなんだろうなぁ~


寒い日にそんなこと思い出しました(^^)