高校生活をアメリカで過ごした私、

先輩・後輩という感覚を

持つことなく学生生活を過ごしました。


授業も部活も

実力がベースとなりますので、

補欠の上級生に

レギュラーの下級生が虐められる

なんてこともなくテニス部でも過ごしました。


もちろん、日本人社会の中には

①年齢が上

②上司の子供

③在米歴が長い

などの要素が複合的に絡んで

上下関係が生まれますが、

日本人の少ない私の学校では、

殆ど非日本人の友人と英語で過ごしたため、

あまり関係ありませんでした。


しかし、ギャング・マフィアの世界も

当然実力ベースでの上下関係があります。


私の友人でマッチョなA君は、

誰にでもフレンドリーですし、

私達の中では仲良しの意味で

ちょっといじられキャラ。


部下を連れて

ブイブイも言わせたりしてますが、

私達がちょっかい出すのを見て、

年下たちが同じようにからかっても

笑顔で対応しています。

心が広いというよりはキャラですね(笑)



一方マフィアのL君、

私とは対等に仲良しですが、

ちょっと巨大組織内での

身分等々が誇りです。


私はバカ話もしますし、

悪口言ったり小突いたりもします。


それを見ていた

年下で別ギャングの下っ端X君。

私とはフランクに話すので、

L君にも同じように接してみます。


A君に対してもフランクに接していますので、

完全にその流れだったんでしょうね。


L君=私、私=X君


ここでX=Lと方程式を結んだのが

彼の悲しき勘違い。


L君に激怒され、

授業中にも関わらず殴られ・蹴られ、

組織動員で消す宣言まで出ます。


私やJimmyなど数人が仲裁に入って

組織動員だけは免れましたが、

なんでこんな勘違いしたかなぁ(><)


A君とL君では全然立場が異なりますし、

キャラも全く異なります。


私の小説の中でも触れていますが、

校内安全保障は結構シビア、

ホント、アメリカの学校、

KYでは生き残れません・・・