2008年秋に始めたブログ、
その年からのお付き合いの方もいて、
本当にありがたい限りです。
そんな中で改めて自己紹介(?)
名前は「ジェームズ」ですが、
カタカナの「ジェームズ」に
決まったのは本の出版が契機です。
それまで大学やバンドなどでも
「James」と英語表記。
それが出版する時に
カタカナという方向となり、
「ジェームス」か「ジェームズ」か
という議論の結果
「ジェームズ」で決着します。
この「mes」の綴りに関しては、
英語本来の発音では、
中間あたりを取るのですが、
そんな言葉がない日本語では、
最後を「ス」にするか「ズ」にするかで
意見が分かれます。
そして、今でも深く印象に残る事件が
この「mes」を巡って起こったことも。
私の研究はアメリカの新聞における
風刺漫画を通じたメディア・安全保障論。
つまり、「○○times」という新聞を
多く扱います。
修士の時に「ニューヨーク・タイムス」の
研究をしていた私は、
「Times」の「mes」を「ス」とします。
これは日本の新聞研究の第一人者の先生が
そう訳していたからなのですが、
その先生は70年代の人で、
現在では「ズ」が主流。
ただ、先駆者の先生だから
こっちを基準にしようと「ス」を用います。
その後、私の論文は修士の時に賞を頂き、
現在通う東大でも
ある程度の評価を頂いたのですが、
博士受験をしたあるH大学では、
面接開始と同時に、
「君の論文、こんな下らない論文を提出して
僕に読ませるなんて僕を侮辱してる訳?
だいたいニューヨーク・タイム『ス』って
聞いたことないし!!
スだよス。そんな表記見たことないし。
そんなことも知らないの?」
と教授にバッサリ。当然不合格です。
その「ス」で賞取って
東大でも問題にされてないんだけどなぁ・・・
と、思った私の名前は
「ジェームズ」と「ズ」なんです(苦笑)