まだまだヤンチャだった高校時代、

その後受験することにもなる、

とある日本の大学を

一人一時帰国して見学します。


京急をず~~~っと行った所にある

大学まで行くことに。


昼の下り電車ということもあり、

結構空いていましたが、

横浜を越えると本当に

電車がガラガラになってきます。


するとある駅からスカジャンを着た

典型的な不良が乗ってきます。


おぉ~さすが東京の不良とは違う

本格的というか古典的というか・・・

と思って見ていたら、

目が合いガラガラの車内なのに

私の真横に足を広げて座ります。


ん?このアプローチの意図は?

となりつつも取り合えず

眉間にシワだけは寄せて

隣の不良君にお付き合い。


すると、さっきまでドア付近で

「こないだ○○をぶん殴ったらよぉ」

「あいつすげ~殴りてぇ」

などと話し合っていた高校生2人組、

こちらを見て、そのまま静かになり、

黙ったまま次の駅を待って出て行きます。


地元じゃ有名な不良なのかなぁ?


で、そんな雰囲気を察して

乗客の動きも活発に。


普通に目的地に着いて

降りる方もあるのでしょうけど、

隣の車両に移る方、

乗ろうとして止めて

隣の車両から乗る方などが出てきて、

ついに車両には私達二人。


二人しかいないのに

隣り合って座る二人・・・

乗客が逃げたのは「喧嘩」として

怪しい雰囲気だったからなのか、

空いた車両で隣り合う

男二人の「怪しさ」からなのか・・・