私の得意な豆腐メニューに
漬け豆腐があります。
豆腐の中にダシの味が染み込み、
冷奴とはまた違う、
お酒に美味しいおつまみに変身します。
材料：木綿豆腐、ジャコ、ダシ、酒、醤油
ダシは昆布と鰹の合わせだし、
そこに酒、醤油を入れて
漬けのダシが完成します。
豆腐がどうしても淡白な分、
醤油は薄口ではなく、
私はコクのある三ツ星醤油を使っています。
このコクが
豆腐にしっかりと味を付けてくれます。
ダシを作る一方で
豆腐はしっかりと水切りをします。
私はペーパータオルを巻いて重しを乗せて、
約半日かけて
何回もペーパータオルを取り替えつつ
水分を形が崩れる直前まで抜きます。
これによって喉が渇いた豆腐が
しっかりとダシを取り入れてくれます。
上までダシが浸るようにして、
約1日置いたら漬け豆腐の完成です♪
豆腐の中までダシの美味しさが
染み込んでいますが、
お酒のつまみにするには
味のパンチが少々少ないため、
ジャコをカリカリになるまで炒め、
切った漬け豆腐にかけたら
美味しい一品が完成します。
上にちょっと七味唐辛子を振っても
美味しいですよ。
そしてさらに、
漬け豆腐には秘密のまかないメニューが!!
パーティーなどで出す場合、
端の部分は切り落としてしまうのですが、
私はこの端の部分を擂り鉢に入れ、
そこに豆腐を漬けていたダシ、
そこに少量の醤油を加えて擂ります。
豆腐がダシで伸ばされ、
固形と液体の中間にまで来たら、
熱々のご飯に乗せて、
その上に青海苔を振り掛けて
「豆腐丼」が完成します。
豆腐の甘みに青海苔の風味が加わり、
LAにファンの多い
美味しい裏メニューが完成します。
元々はパーティー時に食事に参加しない
私個人のまかない用に作ったもの。
母親にも
「なんじゃ？そんなもんいらん・・・」
と馬鹿にされていた一品ですが、
今では母親もこのメニューのファンになり
パーティーで普通に饗されています♪