「Alaska」は大人の女性を思わせます。
シャルトリューズ・ヴェールの
薄い緑がカクテルグラスを彩る。
落ち着いた雰囲気の中に
寂しさを感じさせるのは、
Alaskaの名前に負けない
口当たりの冷たさだけでは無いと思います。
また、アルコール度数も高く、
遊びで飲むと怪我をしてしまいます。
気品と色気の間に危険な香りを忍ばせる、
そんなカクテルです。
「Alaska」は
ドライ・ジン45mに
リキュールの女王と言われる
Chartreuse（シャルトリューズ）15mを
加えてシェークし、
カクテルグラスに注ぎます。
シャルトリューズには
緑色をしたヴェール(55度)と
黄色のジョーヌ(45度)の二種類ありますが、
ヴェールで作った方がより冷たさを感じ、
Alaskaの雰囲気に合うと思います。
ジンの爽やかさと、
130種類ものハーブから作られる
シャルトリューズの香りが混ざり合い、
強いながらも
飲み口の優しいカクテルになっています。
このカクテルは、決して氷で薄めることなく、
Alaskaの名前に負けない
冷たさを表現しなくては
味が極端に落ちてしまいます。
一度行きつけのバーで頼んでみてください。