経済学・政治学・心理学など
様々な学問分野で使われる「ゲーム理論」
ゲームと聞いて喜んでいると、
大学等ではかなり面白くない
授業が展開されます。
ただ、内容は「囚人ジレンマ」を
基礎とする簡単なもの。
教え方1つなんだけどなぁ。
つまり、A・B2人の泥棒が警察に捕まり、
別々の場所で取り調べを受ける。
双方に自白するか否かの
選択が発生するのですが、
①双方とも黙秘すれば懲役2年
②Aだけが自白すればAは懲役1年、Bは10年
③Bだけが自白すればBは懲役1年、Aは10年
④双方が自白すれば懲役5年
というもの。
一番良いのは双方ともの黙秘ですが、
結局両者が自己防衛を計り
④の結果になるという理論です。
「自己の最適」は「全体の最適」ではない
ということになります。
自白しても黙秘しても懲役刑になるこの例、
気分的に切ないですが、
このどちらを選んでも懲役刑になる選択に、
女性から聞かれる
「ねぇ、ちょっと太ったかな?」があります。
「Yes」の場合、素直に機嫌が悪くなられ、
「No」の場合、嘘をついたと
機嫌が悪くなられる。
う~ん、どっち選んでも量刑が重い・・・
これだけだとジレンマになりませんが、
本当の最適は①双方ともそのことに触れない、
なのでしょうけど、
なんで聞くかなぁ悪魔の質問
「ちょっと太った?」
聞かれた瞬間、ゲームオーバーです(苦笑)