「我が家の門限」で出てきた親友のJimmy

マフィアやギャングが渦巻く我が高校で、

台湾からビオラの音楽留学してる

優秀なナイスガイ。

テニス部時代にダブルスのパートナーとなり、

一緒にレギュラーを勝ち取ったことで

仲良くなっていきました。


その後、一人暮らしの彼の家に

10時を過ぎると通っていました。

夜な夜な男二人でいるのですから

怪しさは百倍ですが、

彼には長年付き合っていた彼女がいて、

私もデートの相手が数人いるノーマルな健康児。

10時まではそれぞれ女性といて、

10時からは男の時間!というのがほぼ日課。

ただ、10時に私が彼の家に行くと

追い返される彼女はたまったもんではなく、

1週間に1回はその後電話で喧嘩していました。

ただ、その喧嘩の間も彼のパソコンで

ゲームを一人しているのんきな私でした。


Jimmyが学校を休んだりすると、

友人だけでなく、

彼女までが私に理由を尋ねる状況の中で、

私と彼の喧嘩は変な理由。

私が10時に彼の家に行くと、

私はテレビを見始め、彼は部屋を片付け、

そしてそれが終わると「お腹空いた?」

と聞き夜食を作り始めます。

テーブルがセットされて一緒にご飯を食べ、

終わると私はパソコンでゲームを開始、

彼は黙々と後片付け。

全てが終わると一緒にベランダで

タバコを吸いながら人生を語る。

そうこうするとお腹が空くので、

夜中にDenny’sに食事に行きます。

ちなみに、

これで私は5食目の食事となりますので、

テニス部をやめたあとかなり太りました。

話を戻すと、私が彼の家ですることは

テレビ、パソコン、タバコだけ。

私をもてなす彼は掃除、食事の用意と後片付け。

その現実にたまに気がつくのか、

「俺はお前の奥さんじゃないんだ!」

とたまに怒ります。

この怒り、必ず食事の後片付け中に起こるので、

私は一緒に後片付けをやり、仲直り。

完全に熟年夫婦の喧嘩のような状況です。


この現状をJimmyが私の家に遊びにくると

母に訴えますので、母は彼に

カップラーメンやお米を渡し、

新撰組というロスでは有名な焼き鳥屋へ

二人で食べに行く軍資金を

よく出してくれていました。


一人暮らし暦も長くなり、今ではある程度

家事もするようになりましたが、

いや~こんだけ何もしない奴を

よく彼は毎日受け入れてくれていたなぁ・・・