私の父は公認会計士をしており、

メディアに登場するなど

社会的にも一定以上の地位に

登りつめた人だと思います。


そんな父には、

やはり私に公認会計士になって欲しい

という密かな期待はあったと思いますが、

反抗期及びロサンゼルス夜の世界を

遊び回った私には、

そんなものになる気は全くありませんでした。

ただ、悲しいことに

高校での会計学の授業の成績は良く、

大学も本来行く気の無かった

横浜国立大学経営学部なんて

会計士を多数輩出する大学へと

進んでしまいました。

こうなると父の期待は高まりますが、

そのほのかな期待を見事に裏切って

安全保障・社会学の分野で大学院へ。


大学院へ通いながら塾講師をやり、

一人の少年に出会います。

小学5年、6年と社会の指導をし、

一応受験も成功させました。

その後は家庭教師として

高校2年現在でも指導しています。

塾で社会、家庭教師で英語を教え

時には人生論まで教える師弟関係のはずが、

彼の目標が税理士・会計士・・・。


そんな風に育てた覚えはないのになぁ(苦笑)


で、会計士になるのを拒否した私が

今は簿記を教えています。

教える以上私も勉強してますが、

おかしいなぁ・・・。


変な巡り合わせを感じます。