「仁徳天皇陵」「聖徳太子」

1192(いいくに)作ろう鎌倉幕府」

などなど、ある一定以上の年齢を重ねた人に

とっては馴染みのある社会科の単語です。

しかし、「いつのまにか変わってる地理・

歴史の教科書」にも書きましたが、

これらの単語はもう古いんです。

逆に、10代の人にとっては

新鮮かもしれませんが。


社会科の教科書では、現在も

日々内容が変化しています。

私の本では、過去の教科書から現在の教科書に

至る変更点をチャートにしていますが、

これを見ても大きく様変わりしているのが

分かります。

数学や化学などは、歴史的発見でもない限り

公式等は変わりませんが、社会科分野は

執筆者の見解や、学会の大勢などで、

その世代の「常識」となる教科書の単語が

変わってしまいます。

「歴史」って良くも悪くも

「人が作る」ものなんですね。