参議院自民党同期会”19会”の皆さんと茨城県視察。

2/7に参議院同期の皆さんと、大洗町の原子力研究機構にうかがい、高温ガス炉(HTTR)と高速増殖炉常陽を視察しました。

○高温ガス炉(HTTR)研究炉と水素製造システムを調査。
日本初で唯一の高温ガス炉(HTTR)は、世界最高の技術と、環境負荷のない水素がつくれる施設として注目される研究炉です。
炉心は耐熱性の高いセラミック、4重セラミック被膜の極めて耐熱性が高い燃料粒子、ヘリウムガス冷却、炉心冷却喪失試験での安定した自然低温化の実証など、独自の安全性の高さから一昨年に新規制基準をクリアし運転が再開。
世界で唯一950℃の高温熱が取り出せる活用し水から水素を製造する連続水素製造試験施設による新技術も研究され、2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略に大きく期待されます。
 
○高速増殖炉「常陽」は、次世代の原子炉で使用する新たな燃料や材料の開発や、安全性に関する実験等を行うことができる世界的にも貴重な実験炉です。
使用済み燃料の再利用と廃棄物縮小や、がん治療に効果のある医療用ラジオアイソトープのひとつ「アクチニウム225」の製造への活用した国内製造の量産化が可能とされています。
こちらは2024年度中の再稼働を目指して安全対策の取り組みを強化しています。
 
どちらも次世代の原子炉として、安全性や経済性に関する研究開発が進められています。

立地地域と国民の安全を最優先を大前提に、豊かで安心安全な日本の発展のため、エネルギーと経済安全保障にしっかり取り組んでまいります。

また、アクアワールドのバックヤードツアーも体験。大洗町役場と原子力研究機構の皆さま大変ありがとうございました❗️