陶芸家、浦口雅行先生を囲む『器とお酒を楽しむ会』にお招き頂きました。
青磁の技法を研究され、今後の日本陶芸界を担う浦口先生の作陶30周年記念作品展が京成百貨店で開催され、先生の飛躍を期待する皆さんと、楽しいひと時を過ごしました。
浦口先生の青磁の青は、なんとも言えない美しい淡い青で、その色合いや、貫入といわれる釉薬の亀裂の入れ方やメカニズムについて、詳しく教えて頂きました。
また、「鼎(てい)の軽重を問う」という中国のことわざがり、権威ある人の力量を計るものの例えに使われる3本足の香櫨「鼎」は、古代中国では競って大きなものを作ろうとされていたそうです。しかし、粘土から焼きあがるまでの収縮により、大きく重いものは割れてしまい作れなかったようです。
浦口先生は独自の技法により、おそらく世界最大のものを作り上げてしまいました!
世が世なら一国に値する代物であったことと思います!
近々、世界的に名が轟くことになるものと、浦口先生のご活躍を心から期待してます!